元カノの悪口を言う彼は、どういうつもりなの?
「好き嫌いが多い元カノとのデートは大変だった~」
最近付き合い始めた彼は、デート中ふとしたときに元カノの悪口を言います。
「好き嫌いが多い彼女でレストランを探すのが大変だった」など、ちょっとしたグチですが、聞いていると不快になります。
もしかしたら、私に対しても色々な不満を持っているのでしょうか?
もしくはまだ元カノに未練があるのでしょうか?
彼の本心が気になってしまいます。
本音は「褒めて欲しい」…!?
彼氏様の愚痴がどれも「好き嫌いが多い彼女でレストランを探すのが大変だった」という程度のものであるのなら、少なくとも私はそこまで気にするような話ではないかと思います。
もちろん、ご質問者様がその程度の愚痴でも不快に思うという価値観をお持ちであればそれは仕方がありませんが、それくらいの愚痴なら言わせてあげても良いのではないでしょうか。
もしも彼氏様の愚痴が「好き嫌いが多い女で面倒だった」というような「人間性批判」のものであるのならば、ご質問者様が不快に思われるのも分かりますが、今回の愚痴は「自分は凄く努力したのに、それを認めてくれる人がいない」という「褒めて欲しい愚痴」なのです。
これは女性が彼氏によく使う「ねえ、何か変わったと思わない?(=変わっているところがあるから気が付いて褒めろ)」と同じようなものでしょう。
確かに少なからず面倒なことは否定致しませんが、この程度のことくらい目を瞑らなければ人間関係を築くことはあまりにも難しいのではないかと思います。
ちなみに彼が「好き嫌いが多い彼女でレストランを探すのが大変だった」と言ったのは、おそらく2つの意味があるでしょう。
1つ目は先ほど申し上げた通り「褒めて欲しい」というもの。
おそらく彼氏様は元カノのためにしっかりとレストラン探しをしていたにも関わらず、元カノはそのことに感謝したり褒めたりしたことがあまりなかったのでしょう。
だからこそ彼氏様は「レストラン探し」という自分の努力を肯定して欲しかったのだと思います。
2つ目はシンプルにご質問者様へのお礼。
「元カノは大変だった」=「今は大変じゃない」
つまりご質問者様があまり好き嫌いがないので助かっているということなのではないでしょうか?
元カノの話題が不快なだけ?
今回の彼氏様はデート中に様々な愚痴を言っているとのことですが、その一例としてご質問者様は「好き嫌いが多い彼女でレストランを探すのが大変だった」というものを選ばれました。
この選択は重要で御座います。
もしもご質問者様が「彼の愚痴が不快!」ということを伝えたくてこのご質問文をお送りになったのであれば、ご質問者様が「不快」と思った愚痴を選ぶことでしょう。
そもそも、もしもご質問者様が今回の愚痴を不快と思っていないのであれば、こんな愚痴のことをちゃんと覚えているはずがありません。
きちんと愚痴の内容を覚えていて、なおかつそれを書いた、ということはご質問者様にとって今回の愚痴は彼氏様の愚痴の中でもかなり上位に君臨するものであると推測されます。
それではどうしてご質問者様はこの愚痴を不快に思ったのでしょうか?
ここで想像していただきたいことが御座います。
もしもご質問者様の友人が、ご質問者様にこんな愚痴を言ったらどう感じますか?
「元彼氏は全然お店を選んでくれないから大変だった」
この愚痴であっても不快に思うであれば、私から言えることは御座いません。失礼ながら少々、人の愚痴に対して厳しすぎるのではないかと思います。
ですが、おそらくご質問者様はこちらの愚痴の場合はそこまで不快に思わなかったことと思います。
つまり今回のご質問者様は「愚痴そのもの」に対して不快感を抱いたのではなく「彼氏が元カノの愚痴を言った」ということに対して不快感を抱いているのではないでしょうか?
「前の子はね、好き嫌いが多い彼女でレストランを探すのが大変だったんだよ(笑)」
「大変だった」と口では言いながら、どうにも心の底から嫌がっているように見えない。もしかしてこの人は未だに元カノに未練があるのではないか。というか彼女とデートしている最中に元カノの話題を出すんじゃない。
そんな不快感が原因なのではないでしょうか?