彼に結婚の意志はある!? 直接聞けないなら、踏み絵を用意すべし【ムンロ王子のシンデレラへの道24】

年齢・性別・国籍…全て不明のパワータロット・カウンセラー「ムンロ王子」。麗しの世界の住人である彼（彼女？）が、『恋愛成就のためのセルフ・プロデュース』をテーマとしたコラムをお届けします。素敵な恋がしたいみなさん、ムンロ王子のもとであなただけの「ガラスの靴」を見つけましょう！

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その前に…ムンロ王子って何者？

Bonjour！ムンロ王子です。酷暑お見舞申し上げます。毎日、本当に暑いですね。今週は35℃超えの猛暑ではなくなるようですが、それにしても暑い！熱中症対策、頑張ってください。

さて、今回はセカンド・シーズン「教えてムンロ王子！今どき女子の恋の悩みホンネdeトーク」の連載9回目となります。今回も「ワンオラクル」を使って5人を占ってみました。さて、残りの方はどんなカードを引いたのでしょう？お楽しみに♪

登場する女子5人のプロフィール

ワンオラクル～後半～

ムンロ王子：それでは、最後にひとりずつタロットカードを引いて占う「ワンオラクル」という占いをして終わりにしましょう。

タロットカードは全部で78枚あるのですが、そのうち22枚が大アルカナという特に強い力を持ったカードです。その中から1枚選んでもらって、そのカードのメッセージをお伝えする占い方が「ワンオラクル」です。

ムンロ王子は「占いフェス」とか大勢を短い時間で占う際にはこの占い方を用いています。ではどうぞ、1枚選んでください。

D子のワンオラクル

ムンロ王子：あら『太陽』！C子さんと一緒ね。しかも、あなたも彼氏とのクロージング（結婚成立）がテーマだから、同じく「進め！」よ。

不思議ね～。同じ状況の人が同じカードを引くなんて。意味は先ほどC子さんの時に説明したから割愛させてもらうけど、要は彼がバツイチなのか、子どもがいるのかもわからないまま、1年間過ごしてどうするの？ってこと。そんな関係で結婚できると思っているの？

D子：たぶんバツはないと思うんです。会話の流れから。

ムンロ王子：ハァっ？バツはあってもなくても関係ないと思っているから問い詰めないんでしょ。じゃ、実は既婚者だったとしたらどう？

D子：えっ、そんなことないと思います。

ムンロ王子：「思う」ではダメなのよ。男というのは彼女に嫌われたくないから、ネガティブなことは隠すもの。それがバツならいいけど、既婚だったら困るでしょ？もしかしたら夫婦間が冷めていて別居しているかもしれないし。

何が言いたいかって、1年付き合っているのに相手のことを知らなすぎるわよ！後から実は結婚していた、子どもが3人もいた、なんてことになったら目も当てられないじゃない。

今回の参加者で最高齢のアナタが一番、幼いわ。だからここにいるんでしょうけど。男は聞いたってウソをつくものよ。まして、会話の流れから読み取るなんて何歳の恋愛しているのよ！

35歳よ！みんなが結婚するタイムリミットに考えている歳だってこと。向こうだって40代なんでしょ？結婚してなければ焦っているハズよ。

D子：そうなんですか…？

ムンロ王子：そうよ。時間がないからと言って、春の桜が咲く頃に椿山荘で両家揃ってお食事会をしなさい！両家の親だってそれを望んでいるわよ！待ってましたとばかりに。

もし、相手が渋ったらそれは結婚の意思がないってこと。わかってる？そんなオトコと付き合ってる時間はないのよ。踏み絵よ！思ってばかりいないで、直接聞けないなら、踏み絵を用意して踏むかどうか試してみるのよ！

オンナはしたたかでなくてはならないの。「できちゃったかも」なんて、できてもいなくても妊娠をネタに揺さぶりをかけるのよ！できてからでは遅いの。いい？だまされて損するのはオンナのほうだからね。

D子：はい…。

ムンロ王子：あ～疲れる。そろそろお酒が飲みたいわ（笑）。（E子に）アナタで最後ね。カードを1枚引いてください。

E子のワンオラクル

ムンロ王子：あらま『塔』、最悪のカードね。

E子：悪いんですか？

ムンロ王子：悪いどころじゃないわよ。タロットカードではよく『死神』が怖がられるけど、それよりも悪いワーストなカード。

『死神』も『塔』も人生の方向転換を迫るという意味では厳しいカードなんだけどね。『死神』は「自分が生まれ変わる」ことがテーマなのですが、『塔』は「今いる場所は崩壊するから脱出しろ」というメッセージ。自分ではどうすることもできないという意味で厳しいんです。脱出しか方法はないということ。

E子：ヤダ～。ちょうど今、部署が変わって最悪なんです。異動したほうがいいってことですかね？

ムンロ王子：そうじゃないわよ！鈍感ね～。親よ！アナタは両親の顔色を見て結婚相手を探そうとしているでしょ？23歳のその事件で悟ったでしょ？

それからずいぶん時間が経って、いい人が見つからないということは、親の呪縛から解き放たれろっていうこと。

そこにいては未来がないってことよ！職場はいい人を見つけて寿退社でもすればいいでしょ？33歳のアナタにとって、今一番の課題は「結婚」。仕事ではないの。

そして、親の呪縛から解き放たれない限り、好きな人との結婚はないってことよ！どうせ一緒に住んでないんだから、親が気に入ろうと気に入るまいと関係ないのよ。

地元の常識は東京の常識と違うの。東京に出てきて結婚相手を探す以上、地元の常識に縛られていてはいけません。

もし、どうしても親に背けないと言うのであれば、地元出身の男性と付き合うか、親にお願いしてお見合い相手を探してもらいなさい。この『塔』はそういうことを言ってるのよ！

E子：確かに重いですね～。親も仕事も彼氏も、どれも妥協できないな。

ムンロ王子：結婚とはそういう人生の選択を迫るもの。男性は結婚によって変わることは少ないけど、女性の場合は180度変わることもあるのよ。子どもを産んで育てる時もそう。女は強くなくてはダメ。未来を見据えて賢明な選択をしてくださいね。

☆座談会は次回（8月6日掲載予定）に続きます！

今回のカード：【ワンドの9】

今回、ご紹介するカードは【ワンド（棒）の9】、小アルカナの「9番」です。

このカードは、傷ついた兵士が柵の中に入って警戒している姿です。これまで戦いを乗り越えて成長してきたワンドですが、ここに来て休憩します。

正位置だと「慎重になる」、もしくは次の戦いに向けて「準備をする」という意味。逆位置になると「慎重になりすぎてタイミングを逸する」ということ。

物事を進めるのに、時には休息は必要です。このワンドの9は「少し休みなさい」と言ってます。ただ、休みが長すぎたり、慎重になりすぎたりするとタイミングを逸するので、「休息はほどほどに」とも伝えてます。

まさに「石橋をたたいて渡る」ことが大事ですが、あまりたたきすぎると石橋を壊してしまうかも。人生、休息してるヒマはそれほどないのです。頑張って前に進んで行きましょう！

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