2018.07.05

「気持ちを伝えるとき」【石井ゆかりの星の相談室】vol.71

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石井ゆかり 星の相談室

大人気ライター・石井ゆかりさんによる、女性の心に寄り添う個人占い。恋愛や人生の悩みにお答えします。


vol.71「気持ちを伝えるとき」

しょうさん(30歳女性)


私は、心の芯に近い本当の気持ちを声に出して言おうとするとき、どうしても涙が出そうになります。

前向き、後ろ向きに関わらず、本心を言うときに動揺してしまいます。泣きながら話すのは恥ずかしいので、本心はあまり声には出さないようになってしまいました。

泣きながら書いても、そのことまでは相手にバレないので、手紙や文章では書けているように思います。ですが、関わる人全員が手紙を喜んでくれるとも思えません。
日常の会話がお仕着せの言葉ばかりになってしまっているのが嫌です。

さらりと本当の気持ちを言えるようになるにはどうしたらいいでしょうか?
もしくは日常的に本心を伝えるということ自体、おこがましいことなのでしょうか?

しょうさんへ

本当の気持ちを言おうとするとき、涙が出そうになる、
というお話を念頭に置いて、しょうさんのホロスコープを見たところ、
とても興味深い形が見てとれました。

星占いで、人の感情、涙にまつわる星といえば、
まずは「月」です。
しょうさんのホロスコープでは、月は蟹座の最後の度数に位置しています。
この星座の「最後の度数」というのは、
実は、特徴的な場所だと言われています。

特に蠍座と魚座の最後の度数がそう言われることが多いのですが、
「涙の度数」という通称があるのです。
蟹座は、蠍座・魚座と同じ水の星座、つまり感情を扱う星座で、
蟹座の月は非常に力の強い配置です。
その月がさらに「涙の度数」に位置しているのです。

「何か心からものを言おうとしたとき、涙があふれそうになる」というお話に、
この配置はいかにもぴったりくる気がしました。
しょうさんの心には非常に大きな感情が波打っているので、
少しそれを出そうとすると、勢い余ってどばーっと出そうになる
ということなのかな、と想像したのです。

蟹座は硬い甲羅を持つ星座で、
大量の感情をふだんは、甲羅の中にぴったり隠していられます。
でも、その中には誰よりも大きな想いが詰まっているので、
それを「どう出すか」ということが
難しく感じられるのかなと思いました。
しょうさんは、人一倍大きな感情の量をお持ちだ、ということです。

しょうさんのセルフイメージを象徴する場所は射手座にあり、
とても勇敢で明るく、ユーモアの精神にあふれる、
伸びやかな方であることがうかがわれます。
一般的な12星座占いでは牡牛座に当たられますが、
「自分」のイメージの中に、射手座的なものを多く持っていらっしゃるでしょう。

でも、そのほかには、火の星座の要素がひとつもありません。
しょうさんは「戦う・挑む」ということがあまり念頭に浮かばず、
「守る」ことが主眼に置かれてしまうので、
何かを「出す」ことに不器用でいらっしゃるのかなとも思いました。

ただ、しょうさんの金星は双子座、火星は水瓶座にあり、
本来はすばらしいコミュニケーターでいらっしゃいます。
「自分の言葉」を持っていて、
考えること、言葉を紡ぐことがお好きでいらっしゃるでしょう。

ですから、心の奥からの気持ちを上手く言葉に出せないことは、
非常につらく感じられるだろうなと思いました。
「言葉にならない」どころか、
たくさんの言葉を持っていらっしゃるのに、
それを口頭で表現できない、ということは、
とてもつらいはずです。

しょうさんの牡牛座の太陽には水星と木星があり、
山羊座にも3つの星が集まっています。
このことは、しょうさんが自分自身のペースで生きる方であること、
そして、豊かな五感を持っていること、
すばらしい創造性に恵まれていることを示しています。

たとえば、非常に高価な宝物を持つ人は
その管理や使い方に悩みます。
しょうさんの「表現」には、どうも、
そういうところがあるような気がします。
たくさんの豊かなものを持っているからこそ、
取り扱い方が難しい、ということなのだろうと思います。

「どうすればさらりと言葉にできるか」は、
私にもよくわかりません。すみません。
でも、私は、
涙が出てしまっても、いいのではないかな、と思います。
「自分はそういうところがあるのだ」ということを
相手に伝えてしまえばいいのではないでしょうか。

『赤毛のアン』のシリーズが私は大好きなのですが、
『アンの幸福(アン・オブ・ウィンディ・ウィローズ)』の巻に、
チャティおばさんという女性が出てきます。
彼女は感受性が強く、優しく、おしゃべり好きな人で、
とても涙もろいのです。
しょうさんのお話を読んで、チャティおばさんのことを思い出しました。

たしかに、泣くようなところではないのに涙が出てくる、というのは
恥ずかしい気持ちがするかもしれません。
でも、「そういう人もいる」のです。
私も実は、他人とのコミュニケーションでちょっとでも齟齬が出ると、
なぜか膝が震えてしまうという悪癖があります。

困ってしまうのですが、最近は
「世の中には、こういう人もいるのだ」
と開きなおりました。
何の問題もなくさらさらしている人だけが「人」ではないのです。
いろんな人がいていいわけですし、
しょうさんの感受性の豊かさによって、
もしかしたら、救われる人もいるかもしれません。

しょうさんは音楽はお好きでしょうか。
あるいは、文学的な創作活動をされることはあるでしょうか。
芸術的な活動に少しでも興味をお持ちでしたら、
そういう方向に感情を「解放する」こともいいかもしれません。

ホロスコープの上で見た限りでは、
楽器や絵画などの才能に恵まれていらっしゃるのではないかという気もします。
あるいは、歌やダンスが上手でいらっしゃるかなと思います。
そのような、何かしら、表現の「型」を身につけ、探究することで、
感情の出し方を自分なりに、工夫できるかもしれません。

以上、ご参考になれば幸いです!

石井ゆかり


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石井ゆかり(いしいゆかり)

独学で星占いを習得し、2000年よりWEBサイト「筋トレ」を主宰。年間・週間の12星座占いを情緒ある文体で掲載し、
のべ4000万アクセス(2012年現在)という異例のヒットを記録。雑誌や携帯コンテンツなどで占いを執筆するほか、
星占い以外の分野でも著作を発表している。第7回Webクリエーション・アウォードにて「Web人賞」受賞。『12星座』(WAVE出版)、
『星読み ホロスコープなしでわかるあなたの運勢』『愛する人に。』(幻冬舎コミックス)、『星占いのしくみ』(共著・平凡社新書)、
『禅語』『いつか、晴れる日』(共著・ピエブックス)、など著書多数。


 

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