人間関係がうまくいかない、コミュニケーションが苦手…といった悩みを抱えている人は少なくないでしょう。
タレントの有村藍里さんもそんな女性の一人です。人見知りでなかなか人と打ち解けられない、という有村さんがこのたび、最高のコミュニケーションツールである「手相占い」を勉強することに!
ときに悩みを吐露しつつ、懸命に学ぶ彼女の姿には、誰もが共感してしまうはず。占いを教えてくれるのは、メンズ占い師ユニット『not for sale.』のHoshiさんです。
【第1回】手相レッスン…の前にまずは対面占い!
この日が初対面の有村藍里さんとHoshiさん。緊張の面持ちでスタジオ入りした有村さんに、まずはHoshiさんが笑顔で話しかけます。今回のレクチャーではいったい、どのようなドラマが生まれるのでしょうか?
有村藍里さん
人見知りで初対面の人と話すのが苦手。かわいいものが好きだけど、シュールなものも好き。趣味は動画観賞。
Hoshiさん
メンズ占い師ユニット『not for sale.』のメンバー。手相・算命学・九星気学などが専門。実はスイーツ男子。
Hoshiさんってこんな人
Hoshi:有村さん、こんにちは。『not for sale.』のHoshiと申します。
有村:こんにちは。有村藍里です。
Hoshi:僕は「手相」や「算命学」「五行易」、方位を使う占いなど、いろいろな占いを学んできました。世の中には例えば、チベットの奥地の少数民族しか使っていないような、珍しい占いなんかもあるんですよ。
そういった占いの中で、僕が特にメインでやっているのが「手相」です。これから有村さんに、その手相をお教えしますね。
有村:ありがとうございます。
Hoshi:その前に、せっかくなので、有村さんのことを占ってみましょうか。
有村:ぜひお願いします。
Hoshi:対面占いって経験したことあるんですか?
有村:一度もありません。
Hoshi:では、一通り観ていきましょう。
手相占いを初体験!
Hoshi:両方の手を出してください。手の甲も一度、見せてもらっていいですか。
有村:はい。
Hoshi:戻していいですよ。まず、右手はその人の「表の顔」です。そして左手は「裏の顔」になります。
有村:右手が「表の顔」で左手が「裏の顔」?
Hoshi:そうです。で、右手には「現状」が出やすく、左手には「ポテンシャル」が出やすいんです。それぞれ、どういった特徴があるのかをチェックするときに、右手と左手の違いを見ていきます。
有村:「現状」と「ポテンシャル」ですね?
Hoshi:ええ。有村さんの右手と左手はどれだけ違うかな?と言うと、比較的、似た感じですね。それほど大きな差があるわけではないことがわかります。
では、どういう特徴があるかと言いますと、ポイントとなるのは「知能線」です。こちらを観ていくと有村さんの場合、すごく安定した手相なんです。
有村:安定した手相?
Hoshi:有村さんの知能線は、激しさとか力強さ、押しの強さみたいなものではなく、むしろ「落ち着き」や「安定」「平和」といった意味合いを持っているんですね。
基本的に穏やかに過ごすこと、平穏に暮らすことを望むし、派手に振る舞ったり、華やかな生活を望んだり、という感じではなさそうです。
地味でもいいから、自分の中に穏やかさを保てる生活…。もっと簡単に言うと「安定」と言ってもいいかもしれません。
有村:なるほどー。
Hoshi:その安定には2種類あります。1つは「経済的安定」、もう1つは「生活のリズム」ですね。こういう手相の場合、常にあちこち出歩くような落ち着きのない暮らしではなく、ある程度、自分のリズムをちゃんと築けること、落ち着けることが重要です。
有村さんにとって理想的な環境とは?
Hoshi:特徴としてまず見えてくるのが、有村さんの手相にはすごく「繊細さ」が出ているということです。「繊細さ」や「感受性の強さ」があり、人よりいろいろなものを敏感に察知する力が強くなります。
なので、こういう人は「生活する環境」が大事なんです。鈍感な人は、環境はあんまり関係ないんですけどね。
有村:そうなんですか?
Hoshi:ええ。鈍感だったら、どんな環境にいようと問題ないわけですよ。例えば周りから何か言われたり、噂話をされたりしても気づかないし、気にしません。
有村:あ~。
Hoshi:一方、繊細さや敏感さを持つ人は「あの人、何か言ってるかもしれない」と思ったり、威圧的な人がいたら「この人に怒られたら嫌だな」ってビクビクしたりします。環境や周りの人の影響を受けやすくなるんです。
ですから、有村さんのような手相の人は、どういう相手と一緒にいるかがすごく大事になります。逆に言うと、いい環境にいれば、その分だけプラス思考になっていくってこと。なんとなくうまくいく気になれるとかね。
有村:なんか…わかります。
Hoshi:どんな環境がいいかと言うと、理想的なのは完全に穏やかな環境、平和な環境です。そういうことが強く出ています。
感情を抑えがちな性格
Hoshi:なお、感情線には「感情を抑える」と出ています。本音を吐き出して、自分はこう思うんです、こうしたいんです、という強い主張をしたりしないタイプですね。どちらかというと自分を抑え、感情を出さないようにする傾向があります。
こういう人は嫌なことがあっても、心の中で何らかの想いがあっても、言えずに我慢してしまいがちです。よく言えば自制が効いて、周りと合わせることができる人とも言えるでしょう。
…ということは、それだけ争い事が起きなくなるんです。争わない体質になってくるんですね。ただ、その体質は、競争社会ではちょっとキツいと思います。本人にはそのつもりがなくても、相手が張り合ってくるでしょうから。
有村:はい…。
Hoshi:そういうときに少し自制するので、理性が働きやすいんですよ。すごく強い理性ではないんですけどね。知能線は理性を表すのですが、有村さんの場合は知能線のほうが安定型。そして感情線は少し抑える感じです。
有村:うーん。
Hoshi:ただ、左手を見ると、きれいな形にはなってないのですが、「二重感情線」みたいな線になっているんです。右手の感情線は一重で、左手は二重っぽいですよね?
有村:本当だ。
Hoshi:これはどういうことかと言うと、愛情や思いやりが強くなってくるんです。とはいえ、出ているのが左手なのでポテンシャル、これから起こることですね。
右手が現状だから、今は愛情をわかりやすく吐き出す人ではないのでしょう。でも、左手のほうに愛情を表す線があるので、本当はすごく愛情豊かだし、思いやりのある人だよっていうのが出てきます。
だから例えば、パートナーができたり、家庭を築いたりすると、愛情をちゃんとそちらに傾けることができるんです。
噛めば噛むほど味が出るタイプ
Hoshi:ただ、好きな人ができたからといって、最初から積極的にアプローチをかけたりするタイプではありません。こういう人は距離が縮まり、お付き合いしてからのほうが、愛情深い人なんだな、思いやりがある人なんだなってことに気づいてもらえるでしょう。
有村:そうなんですね。
Hoshi:はい。だから、噛めば噛むほどじゃないですけど、より深みがあると言いますか。あ、この人、本当はこんなににいい面があるんだ。こんな優しい面があるんだ、と、徐々に知ってもらえるタイプです。
これは別に恋愛に限らず、全ての人間関係において言えることですね。親しくなればなるほど、温かみのある人柄が見えてきます。
有村:ふふふ。
Hoshi:以上のことが特徴として強く出ています。左手が二重感情線みたいになっているのには意味があるので、ちゃんと愛情のある場所に身を置いたほうがいいですね。
一番わかりやすいのはパートナーとの関係です。愛してくれる人がいて「ああ、穏やかだな」と感じられると安定するわけですよ。
もちろん友達でも家族でも、仕事関係の人でも大丈夫。そういう、自分にとって愛情を感じられる存在が身の回りにいるのがすごく大事です。
もっと簡単に言うと、孤独はよくありません。周りに信頼できる人が誰もいない、愛情を注ぐべき人がいない、愛情を差し出す場所がなくなってしまう…その状況は危険です。
有村:はい…。
Hoshi:だから、有村さんの場合は、愛情の豊かさがすごく大事だってことを覚えておいてくださいね。
(※2018年6月29日 10:15 公開記事)
プロフィール
有村藍里
1990.08.18生まれ
元引きこもりのアイドル・タレント。芸能活動を通して人見知りな性格の改善をもくろみ中。妹は女優の有村架純。趣味はYOUTUBE鑑賞・世界の気温を調べること。そして特技は手相を見ること…と言えるように勉強中!
実 績
【写真集】
・1st写真集「 i 」(講談社)2017
【テレビ出演】
・金曜☆ロンドンハーツ(テレビ朝日)
・踊る!さんま御殿(日本テレビ)
・ダウンタウンDX(読売テレビ)
・ホンマでっか!?TV(CX)
・ナカイの窓(日本テレビ)