日々、忙しく過ごしていると身も心も疲れちゃいますよね。「もうしんどい」「何もしたくない」そんな女性のみなさんに最高の癒しのご褒美=イケメンのインタビューをお届けします。
しかも、そんじょそこらの、やわなイケメンではありません。登場するのは酸いも甘いも噛み分けた「大人のイケメン」ばかり!
毎週木曜日は、ココロニプロロ編集部が厳選したイケメンたちの人生や仕事・恋愛にまつわるお話に耳を傾けてみましょう。そこにはあなたの恋や仕事に活かせるヒントが隠れているかもしれません。
第4弾は、テレビでもご活躍の弁護士・佐藤大和さん。知的系イケメンの登場です。
知り合いの編集者の紹介でつながったのですが、お話ししているうちに、ココロニプロロで連載中のヒロシさんの顧問弁護士であることがわかり、びっくり!
しかも、同じくコラムを連載しているディグラム・キハラこと木原誠太郎さんとも仲良しなのだそう。いろいろご縁を感じてしまいました。
事務所を訪れた編集部スタッフは、佐藤さんの知性あふれる笑顔にキュン!そしてトークに大爆笑!その模様をお届けします!
<vol.3「結婚前のルールづくり、婚前契約書ってなに?」はこちら
漫画を読むこと、食べること、最近は旅に出ること。あと、見たことがない、感じたことがない何かを経験すること。未知との遭遇ですね。食でも人でも経験でもいいのですが、とにかく未体験のものを経験するのが好きです。
◎最近の“未知との遭遇”
広島の宮島から見た景色! 山に登ったんですけど、山頂の近くに神社があって、足を踏み入れたら、ぶわっと風が吹いたんですよ。あれは鳥肌ものでしたね。
それから、最近は食べたことのないものを率先して食べるようにしています。先日、初めて食べた「麻婆刀削麺」は絶品でしたね。メニューを見て、食べたことがないと思ったら積極的に注文するんです。
常に違う食感・味にチャレンジしたいなと思っていますね。なぜかと言うと脳への刺激が欲しいから。
人間って、刺激があると頑張れるし、モチベーションを維持できるんです。いろいろな活動をしているので、そういう刺激が常にないとテンションを維持できないんですよ(苦笑)。
◎最近のお気に入りの漫画は?
『山と食欲と私』(バンチコミックス)です。これ以外も、食べる系の漫画にはとにかくハマりますね。
クレヨンしんちゃんのお父さんが主人公の『野原ひろし 昼メシの流儀』(アクションコミックス)や、ぐるなびが出資したアニメ『異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~』も面白いです! その他には、「異世界」ものにもハマっています。
寝ることですね。起きているときに120%の力を発揮するために、必ず7~8時間寝ています。夜は人と会う予定がなければ、ビールでエネルギーを補給することもありますよ(笑)。
◎京都…二条城と神泉苑
お気に入りでもあり、パワースポットでもある場所は京都の「二条城」。その近くには、「神泉苑」という庭園があるんですけど、これらが僕にとっての、恐ろしいほどのパワースポットなんです! 悩んだり苦しんだり、人生の岐路に立ったときは必ずその2つを訪れます。
調べたら、実際にパワースポットだということがわかりました。二条城って大政奉還が行われた、つまり日本の歴史が変わった場所でもあるんですよ。
僕は歴史を変えようとまでは思っていないですけど、そこに行くと「頑張ろう」「まだまだこれからだ」って気持ちになるんです。自然もきれいですしね。
神泉苑には池があり、そこに願い事が叶うと言われている橋があります。僕も願い事をしながら歩いたりしたんですけど、そのお陰か、司法試験にも合格しました! 願掛けをしに行く場所って感じですね。
◎東京…護国寺
今の事務所がある護国寺もパワースポットだと感じています。護国寺に移動してから、女性運はゼロになったけど(笑)、仕事運は上がり調子です。
2015年に護国寺に来てからは、女性と関わろうとすると何か事件が起きたり、急な腹痛になったりとトラブルが起きるんですよ(苦笑)。
でも、仕事運はガンガン上がっています。事務所も拡大したし、弁護士も10名となり、他の法律事務所にも負けない、なかなかの勢いだと思っています。
実は、京都でもそうだったんですよね。三重の大学にいたときは、初めての彼女ができたりといろいろありましたが、京都の法科大学院にいたときは、みごとなほどモテませんでした。
でも、勉強はすごくしやすくて、エネルギッシュに学んでいたから、司法試験も一回目で合格できたんだと思います。
というわけで、京都と護国寺の環境は、僕に勉強や仕事の運をくれるみたいです。その分、女性運はゼロになるんですけどね…(泣笑)。でも、最近35歳になり結婚もしたいので、改善しようといろいろと頑張っていますよ(笑)。
「進取独創、自ら進運を開拓すべし」。新しいものを取り入れて、自分の進む道を切り拓くという意味です。
これは、出身校である石巻高校の校訓なんです。誰かが作ったレールの上を進むのではなく、自分の道を切り拓いていきたい、戦う人生でありたいと思います。
実際、戦う人生なんでしょうね。だから休みたくても休めないし、そろそろ休めるかなと思っていると大きな事件が起きて仕事がドッと増えるんですよ。
戦う人生、切り拓いてく人生なのかなと。
もう一つ、「継続は力なり」も座右の銘ですね。多くの方は情熱を維持する力がないようなのですが、本当に「継続は力なり」なんです。
正確に言うと、「正しい努力を継続すれば、力になる可能性が非常に高い」ってこと。この「正しい努力」をしない人が圧倒的に多いんです。ただ継続するだけでは意味がありません。
それに、僕のような凡人が天才・秀才に勝とうと思ったら、ひたすら正しい努力をするしかないんです(笑)。きっと怠けたらどうなるかは、自分が凡人だからこそ知っているんです。
僕は「欲張りな男」だと思います。やりたいことは全てやりますから。自分の夢も全部実現します。人よりも欲張りなんじゃないかな? と思っています。
もう少し言えば、「諦めを知らない男」。絶対に諦めないですね。レオナルド・ダ・ヴィンチは、あらゆる事柄についてスペシャリストだったんです。それが彼にできて、現代人の僕にできないわけがない、と。そのくらいのことを思って頑張っています。
歴史を動かした人はたくさんいますよね。徳川家もそうだし、源氏や平家もそうかもしれないし。いろいろな人たちが歴史を動かして、今に続く世の中をつくってきたんです。
じゃあ、なんで自分がそうなれない、というふうに思うんでしょう。やってみなければわからなじゃないですか。
僕は諦めを知らない、自分を信じている男なんです。そして、まだまだやりたいことがあるから、全部やり遂げます!
◎信念、努力を教えてくれた漫画たち
『3月のライオン』(白泉社)の島田八段が好きです。主人公の零くんは天才肌ですが、島田さんは努力の男なんですよね。
『NARUTO』(集英社)の脇役であるロック・リーやマイト・ガイも頑張る人ですけど、僕、そういう努力家が好きなんです。
高橋陽一先生が描かれた『CHIBI』(集英社)をご存知ですか? いじめられっ子がボクシングでチャンピオンになるっていう話なのですが、これは僕の人生を変えた漫画の一つです。
いじめられっ子でコミュニケーション能力も身長も低い男が、ボクシングを頑張って頑張って周りに認められていくのです。自分自身も体が小さくて、コミュニケーション能力も決して高くなかったため、そのことが僕の中ですごく印象に残っていて。
信念を貫くってことが、いかに大切かをそこで学びました。努力・友情・勝利…ジャンプですね(笑)。
そして、『食戟のソーマ』(集英社)の、創真という主人公も大好きです。彼は決して自分で自分を諦めません。
しかも楽しんでワクワクしながら努力するんです。楽しみながら努力するって、すごい才能だと思います!実は、毎晩必ず読んでから寝ています(笑)。
願い事が叶うという神泉苑の橋、ぜひとも渡ってみたいですね。恋愛運がゼロになってしまうのは問題ですが…。
次回はお待ちかね、佐藤さんの恋バナをお届け。胸キュンするしぐさや好みのタイプも教えていただきました!
プロフィール
佐藤大和
レイ法律事務所代表弁護士。東京弁護士会所属。弁護士、事務所経営をしながら、「バイキング」(フジテレビ)、「モーニングCROSS」(MXテレビ)など、テレビ、ラジオ、雑誌など多くのメディアに出演。また「リーガルハイ」(フジテレビ)、「緊急取調室」(テレビ朝日)などの人気ドラマ監修も手がける。日本弁護士連合会「市民のための法教育委員会」、厚生労働省「労働法教育に関する支援対策事業」教材作成委員などに携わり、法教育活動にも力を入れている。2017年には「日本エンターテイナーライツ協会(ERA)」を立ち上げ、共同代表理事を務める。著書に、『ずるい暗記術-偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法』(ダイヤモンド社)、『弁護士だけが知っている ムダにモメない33の方法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『二階堂弁護士は今日も仕事がない』(原作、マイナビ出版)などがある。
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