2018.05.24

司法試験にまさかの一発合格!? ずるい勉強法とは…「諦めを知らない男」弁護士・佐藤大和【木曜インタビュー、ただしイケメンに限る】vol.2

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木曜インタビュー、ただしイケメンに限る

日々、忙しく過ごしていると身も心も疲れちゃいますよね。「もうしんどい」「何もしたくない」そんな女性のみなさんに最高の癒しのご褒美=イケメンのインタビューをお届けします。

しかも、そんじょそこらの、やわなイケメンではありません。登場するのは酸いも甘いも噛み分けた「大人のイケメン」ばかり!

毎週木曜日は、ココロニプロロ編集部が厳選したイケメンたちの人生や仕事・恋愛にまつわるお話に耳を傾けてみましょう。そこにはあなたの恋や仕事に活かせるヒントが隠れているかもしれません。

ずるいほど効果的?独自の勉強法&案記述を発案!

第4弾は、テレビでもご活躍の弁護士・佐藤大和さん。知的系イケメンの登場です。
知り合いの編集者の紹介でつながったのですが、お話ししているうちに、ココロニプロロで連載中のヒロシさんの顧問弁護士であることがわかり、びっくり!

しかも、同じくコラムを連載しているディグラム・キハラこと木原誠太郎さんとも仲良しなのだそう。いろいろご縁を感じてしまいました。

事務所を訪れた編集部スタッフは、佐藤さんの知性あふれる笑顔にキュン! そしてトークに大爆笑! その模様をお届けします!

Q.5 弁護士を目指したきっかけは?

学生時代のボランティアサークルで子どもたちに出会ったことがきっかけですね。僕は、子どもたちの笑顔を守りたい、人と人とのつながりを守りたい、と思ったんです。

それで保育士になろうかな、と考えて、大学の民法の先生に相談したら「保育士は厳しいかもしれない。だけど佐藤くんには法律のセンスがある。人の笑顔を守りたいんだったら、弁護士を目指したら?」ってアドバイスしていただきました。

しかも三重大学の人文学部で、現役で司法試験に合格した人はいない、という話だったので「じゃあ、俺かな」と調子に乗っちゃって。目指そうと決めたのは大学3年生の秋。そこから勉強を始めました。

Q.6 どうやって司法試験を突破した?

当時、司法試験を受験するためには、法科大学院に行く必要があったのですが、まずこの法科大学院に入ることが難しったですね。旧司法試験から新しい制度である新司法試験へ移行し始めた時期で、旧司法試験と並行して試験が行われたので、東大や京大出身で、数十年、司法試験を勉強しているような方々がライバルだったんです。

周りに相談しても「やめろ、無謀だ」と言われて…。でも、両親だけは「大和がやりたいんだったら突き進みなさい」って信じて背中を押してくれました。

僕は2浪して大学に入ってるから、勉強で苦しんだんですよ。大学入試の数学は、結局40点しか取れなかったし、浪人時代を含め、6年間勉強して「勉強の才能はないんだな」と思っていました。

そのまま勉強して、10年、20年かかっても司法試験に合格できない、となると大変ですよね。お金がなくて予備校にも行けなかったですし。
そんなとき、「まずは“勉強方法”から勉強してみよう」と思ったんです。その考えが人生を変えました。

なぜ勉強方法から勉強しようと思ったか、記憶が定かではないのですが、本屋さんに行って勉強法の本を片っ端から読んだら、勉強法ってたくさんあるんだな、とわかりました。

勉強法の極意は「いかに短時間で結果を出せるか」なんですけど、いろいろな勉強法を学んでいくうちに、無駄な方法もあるんだ、ということに気づいて。とにかくムダな勉強法を止めていったんですよ。

その中で、僕が出した結論は「答えから見ていこう」という勉強法。答えから暗記していけば、短時間で、一番効率よく結果を出せるんじゃないかと思ったんです。

そちらの方法を紹介しているのが、僕の『ずるい勉強法』『ずるい暗記術』(共にダイヤモンド社)という著書です。そんなふうに自己流の勉強法を編み出して、司法試験を突破しました。

最初は長時間、勉強していましたが、この勉強法を編み出してからは1日数時間。普通の人の3分の1くらいの勉強時間だったと思います。

◎ずるい暗記術の極意
当時は1週間に1回、1日かけて本を100冊読む日を作ろうと決めていたんです。本を手に取り、パラパラめくる日ですね。人間って視覚的な効果が強いので、めくるだけで、気づいたら勝手に脳にインプットされているんですよ。

それが、試験などでひらめきのように結びついて出てくることがあるんです。視覚記憶って言うんですけど、そういう訓練もしていましたね。

それから、ちゃんと考えること。例えば「この法律って何であるんだろう?」という問いについて、目的・必要性からしっかり考えます。
この法律はこういう理由から生まれた。だからこう解釈して、このような結論になるんだ、としっかり考えることも大事なので。

散歩しながら、テレビを見ながら、お風呂に入りながら、ご飯を食べながら、寝ながら、常に「何で?」って考えるんです。

仕事も同じで、結果が出る人間には、結果が出る人間の行動と思考方法があります。もし頑張っても結果が出ないなら、結果の出る人間から学び、その真似をしながら、何で自分は結果を出せないんだろう?と考えることが大事です。

そうすることで、その人も結果を出せるようになっていくはずです。常に他人から謙虚に学ぶ、真似るという姿勢はすごく大事だと思います。

◎モチベーション維持の秘訣は?
自分の夢や情熱をちゃんと持ち、語り続けること。夢というのは形式的な欲求と本能的な欲求が大事だと思っていて、僕の場合、本能的な欲求は「人にモテたい」だったんです。
キレイな女の子と付き合いたい。まあ、モテない男の発想ですね。

形式的な欲求は「人助けをしたい」。自分の本能的な欲求と形式的な欲求を組み合わせることによって、これが僕のエネルギー源になったのかな、と。この2つの欲求があったからこそ、ずっと動き続けられたんだと思っています。

こういった欲求に向き合うことが大事なんです。かっこつけない欲求ですね。人間って誰でも必ず欲求があるんですよ。

「幸せになりたい」でも「お金持ちになりたい」でもいいんですけど、その自分の欲求と向き合うこと、それを表に出すことが大事です。

人に馬鹿にされても、下世話と言われても、それが本能的な欲求ならモチベーションを高める最大の要素になるんです。そこから逃げちゃいけないと思います。

Q.7 司法修習生時代のことを教えてください

司法修習とは、司法試験に合格した人が1年間受ける研修です。はじめの8ヶ月は各都道府県に散らばって、裁判所、検察庁、弁護士事務所の研修を受けます。その後、埼玉の和光で2ヶ月研修して、最後にもう1回試験を受けました。これが通称「2回試験」と呼ばれるものです。

弁護士事務所でお世話になった場合、弁護士の先生が立たれる裁判を見学したり、実際の記録を見て勉強したり。裁判所に行けば、実際の事件に携わって裁判官と一緒に勉強します。検察庁に行ったら、取り調べを経験したり、司法解剖の立会いをしたりします。あとは刑務所の見学も。そういった、いろいろなことを経験させてもらいましたね。

だけど自分にとっては最悪と言っても過言ではない1年間でした。集団行動が合わなかったんです。人を引っ張るのは好きだけど、誰かの下で集団行動をするのは苦手だったみたいで。

弁護士事務所でお世話になった先生は今でも本当に尊敬していますが、その他の研修先の一部の担当官ととにかく相性が悪くて、しょっちゅう怒鳴られたし、焼肉の焼き方、シュークリームの食べ方まで違うと長時間にわたり説教されたり、いま思えばあれこそが「パワーハラスメント」ですね。地獄でした(苦笑)。

かけがえのないメンバーと出会えたことには感謝していますが、司法修習はもう2度と受けたくないですね。

Q.8 弁護士の仕事をする中で、やりがいを感じることとは?

やはり、笑顔や人と人の絆を守れる、誰かを助けられるというところに一番のやりがいを感じています。

もちろん、敵味方に分かれて戦うこともあるし、相手方のことを考えた上で円満に解決するケースもある。理不尽な立場の人たちを助ける場合もあります。そういう、弁護士にしかできない仕事にもやりがいを感じますね。

法教育で、子どもたちを加害者にも被害者にもしないための「法教育」も教えているんですけど、この活動にもやりがいを感じます。

僕がテレビに出演している理由のひとつは、みなさんに顔を覚えてもらうこと。多少なりとも知名度があれば、いろいろな学校で「先生、見たことある!」とか「あの番組の法律を監修してるんですね?」と盛り上がるからです。

そうすると、法律に興味を持ってくれるきっかけになるんですね。それは結果的に、加害者にも被害者にもならない生き方につながります。

また、先ほどお話しした通り、『ずるい暗記術』という勉強法の本を出しているので、勉強に興味を持ってくれる方も増えるわけです。

法律や勉強に興味を持てば、その方たちの人生はより豊かになりますよね。そこで僕は、彼ら・彼女らの人生にいかにいい影響を与えられるか、ということを考えているんです。そういうところにもやりがいを感じています。

Q.9 悩んでいる人と向き合うときに気をつけていることは?

その方自身が本当は何を思っているのか、何を感じているのか。表面的な部分ではなく、本心を知ろうとする努力をしています。
みなさん、表面的なことを仰るんですけど、それでは解決に至らないことが多いんですよ。

例えば「旦那さんと離婚したい」「彼女と別れたい」と言うけれど、それは決してゴールではないはずです。その先に何を考えているか、という部分としっかり向き合うことを大事にしています。

そのためにも僕自身の思考ではなく、クライアントの思考になること。これを重要視していますね。とにかく話を聞いて、服装から、髪型から、視線から、全身から…すべてから出る SOSを受け止めようと頑張ります。

◎ときにはぶつかることも恐れない
よりよい方向に向かうために、ときにはクライアントとぶつかることも恐れません。僕が本気で意見を言ったためにケンカになったこともあります。

「本当にそう思ってる?」「目先の問題を解決するだけでは違うからね」と言って、徹底的に話し合うんです。そういう意味では、僕は生やさしい弁護士ではないですね。

クライアントが、お金を受け取ったことでちゃんと前を向けるんだったら、喜んで相手方からお金を取ります。でも僕の経験上、お金だけもらっても、その方自身にはきっと虚しさしか残りません。

そういった虚しさに気づかせるためにはどうしたらいいか。そう考えているからこそ、僕は常に全身全霊でクライアントと向き合っています。


今回は、弁護士になったきっかけや司法試験に向けた独自の勉強法、弁護士という仕事のやりがいなどをお聞きしました。

次回は、法廷ドラマと現実の弁護士業の違いが明らかに。また、未婚のアラサー女性が弁護士に相談しておくべき「婚前契約書」って…?


プロフィール
佐藤大和

レイ法律事務所代表弁護士。東京弁護士会所属。弁護士、事務所経営をしながら、「バイキング」(フジテレビ)、「モーニングCROSS」(MXテレビ)など、テレビ、ラジオ、雑誌など多くのメディアに出演。また「リーガルハイ」(フジテレビ)、「緊急取調室」(テレビ朝日)などの人気ドラマ監修も手がける。日本弁護士連合会「市民のための法教育委員会」、厚生労働省「労働法教育に関する支援対策事業」教材作成委員などに携わり、法教育活動にも力を入れている。2017年には「日本エンターテイナーライツ協会(ERA)」を立ち上げ、共同代表理事を務める。著書に、『ずるい暗記術-偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法』(ダイヤモンド社)、『弁護士だけが知っている ムダにモメない33の方法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『二階堂弁護士は今日も仕事がない』(原作、マイナビ出版)などがある。

レイ法律事務所ホームページ
佐藤大和twitter

ライタープロフィール

さいとう りょうこ
いろいろな会社をわたり歩き、現在はなにかを書いたり編集したり。 占いサイトのパトロールが日課。目下の目標は「モテるおばさん」。 好きなものは、米、『美味しんぼ』、TBSラジオ。
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