サイトの記念イベントでの講演、「12星座別 恋の詩」の対談など、様々な企画でご一緒させていただき、本当にありがとうございました。
心からご冥福をお祈りいたします。
ココロニプロロ編集部
大ざっぱに3区分4元素を読んでみよう
占星術では、第一回でお話しした惑星の位置や角度と同様に、その性質を大ざっぱに見ておくことも大切です。
まず自分のホロスコープに入っている10個の天体を
活動・固定・柔軟の3区分と、火・土・風・水の4元素に振り分けてみましょう。
※自分のホロスコープがわからない方はこちらで簡単にお調べいただけます。
【3区分】
活動宮 牡羊座・山羊座・天秤座・蟹座
固定宮 獅子座・牡牛座・水瓶座・蠍座
柔軟宮 射手座・乙女座・双子座・魚座
【4元素】
火 牡羊座・獅子座・射手座
土 山羊座・牡牛座・乙女座
風 天秤座・水瓶座・双子座
水 蟹座・蠍座・魚座
たとえば、1974年4月16日生まれのNくんのホロスコープにある10天体を、それぞれ振り分けてみましょう。
そこから大体の感じをつかんでみると…
のような性質が見られます。
ひとつの区分やひとつの元素に片寄っていれば、片寄っている部分が発達している可能性があるということになり、話はとってもかんたんです。
ところがたいがいの人は、これらの方法で分けても、ひとつの種類に片寄るということはあまりありません。Nくんのように、バラつきがあるのが普通です。
片寄った要素への集中は、その要素のテーマに関しては、絶大な力を持ちますが、人生全体の応用力とか、柔軟性を考えると、ばらつきのある要素を持つ方が、臨機応変に物事をとらえるためのアンテナが随所にたっているということになるのです。
ここでは、あまり深く考え込まず、性質についての大枠をサラリとチェックしておいてください。
12サインの意味を理解するのにも重要なポイント
また、この3区分、4元素の考え方は、12サインの意味を詳しく考えるときに非常に有効な考え方となります。
たとえば、牡羊サインの理解について考えるときは、『活動の火』の性質とは何かを考えることが有効になるし、
双子と天秤と水瓶の風の3つのサインの違いを理解しようとするときには、それぞれ『柔軟の風』『活動の風』『固定の風』というように性質と役割を分けて考えることが大きなヒントとなります。
簡単に性質のポイントをあげておきますので、参考にしてみてください。
固定の火:たきび/ろうそく 獅子座
柔軟の火:カマド/ストーブ/たいまつの火 射手座
固定の土:山/山林 牡牛座
柔軟の土:畑/聖地/宅地 乙女座
固定の風:大気/気団 水瓶座
柔軟の風:季節風/ビル風 双子座
固定の水:地下水/湖 蠍座
柔軟の水:雨/霧/雲 魚座
さて次回は、これまでお話しした惑星やサインの意味をもとに、惑星とサインを組み合わせてホロスコープを読んでいきます。
お楽しみに!