日々、忙しく過ごしていると身も心も疲れちゃいますよね。「もうしんどい」「何もしたくない」そんな女性のみなさんに最高の癒しのご褒美=イケメンのインタビューをお届けします。
しかも、そんじょそこらの、やわなイケメンではありません。登場するのは酸いも甘いも噛み分けた「大人のイケメン」ばかり!
毎週木曜日は、ココロニプロロ編集部が厳選したイケメンたちの人生や仕事・恋愛にまつわるお話に耳を傾けてみましょう。そこにはあなたの恋や仕事に活かせるヒントが隠れているかもしれません。
第1弾は「落語界No.1イケメン」の呼び声も高い瀧川鯉斗さん。元暴走族総長という異色の経歴を持つ若手落語家さんです。
編集部スタッフはとある落語会で、その内面からにじみ出るような色気にノックアウトされてしまい……。暴走族時代の衝撃的な体験談から落語との出会い、現在の仕事のこと、恋愛観まで驚きのエピソードの数々をご堪能ください。
どっちのパターンもありますね。ただ、最初にこの子いいな、付き合いたいなと思って距離を縮めても、話してるうちに合わないと感じることは多いかも。
反対に友達のつもりだったけど、内面が魅力的で、だんだん好きになる場合もあります。
男はちゃんと付き合おうと思ったら、女の子の外見じゃなくて中身を見るんです。もちろん、かわいい子を連れて歩きたいっていう人もいるだろうけど、真面目に付き合うとなったら、やっぱり内面が大事ですよね。
あります。好きな子にフラれて、何回もトライしたことがありますよ。本当に好きになったら諦めません(笑)。
前座の頃に付き合ってた女性かな。前座って毎日、寄席の楽屋で仕事をしたり、師匠や先輩の所に行ったりするから自由な時間がないんですよ。
彼女はそのことを理解してくれてるみたいで、怒りもしないし「別にいいよ」と言ってたのに、ある日、急に呼び出されて「私をなんだと思ってるの? 扱いが雑」って言われたんです。
僕はこういう業界にいるし、いろいろ制約があるって説明もしてたから、わかってくれてると思ってたけど、彼女としては不安だったんでしょうね。
「あなたとはもう無理」と言われて別れることになりました。
そのときは修行の身だったし、お互いに若かったし、タイミングが悪かったのかな。今だったら自由もあるからうまくいってたかもしれませんね。そう思うとちょっと切ないです。
海までドライブとかいいですね。彼女が行きたい所にも行きたいな。感性が違うと思うから、お互いが行きたい所に行くのが一番です。
もし「サーフィンをやってみたい」と言ったら「行こうよ」って連れて行くし、「絶叫マシンに乗りたい」って言うなら、こういうのが好きなんだと思って一緒に行きます。
まずは会場に足を運んで挨拶することですかね。顔見知りになったらコミュニケーションが生まれると思います。
いい意味で覚えてもらえる行動をするといいんじゃないかな。追い回すとか、引かれるようなことをしたらダメですよ(笑)。
芸人さんは客席をよく見てるので、顔を覚えたら「あの人、今日もいるな」ってわかります。そこからタイミングを重ねていって、フランクにコミュニケーションを取れるようになれば、チャンスはあるかもしれません。
ちょこちょこ姿を見せて、挨拶して「今日も楽しかったです」とかメッセージを届けてるうちに、いい関係を築ける場合もあると思いますよ。
地方に行ったときとか、仕事が終わってホテルに戻った後、一人になると「今頃、何してるのかな?」と気になったりしましたね。
それでふと携帯を見て、LINEが来てたりするとうれしくて。仕事中は携帯を見られないけど、見たときにメッセージが届いてたら「おっ」と思うし、すぐに返信して安心させたい気持ちになります。
よく重い女性、軽い女性って言いますが、僕は付き合うなら重い女性のほうがいいですね。堅実な感じがするし、好きになったら重さなんてどうでもいいじゃないですか。
重いくらいのほうが「この子ちゃんとしてるな」って思いますよ。
飲み友達みたいな関係の子だったら軽くてもいいけど、彼女は絶対に重いほうがいいです。そのほうが、しっかり自分に向き合ってくれてる気がするから。
僕は落語家として人生を歩んでいますが、もともとは落語のらの字も知りませんでした。でも、落語に出会って面白いな、好きだなと思ってうちの師匠に弟子入りしたんです。
そんなふうに何も知らなくても、一つの目的を見つけたときって、ものすごく元気が出るし、人生も楽しくなると思います。
もし人生や恋愛でつまずいてる人がいるのなら、一歩外に出てみてください。未知の世界を知り、自分が楽しい、いいなと感じることを見つけて、そこに全力で向かって行ったら、きっとまた違った人生が始まるはずです。
僕は、そんなにろくな人生を送ってきてませんが、とりあえず生きていれば楽しいことはいっぱいありますしね。
それと、落語の世界に入ってみて、まさか自分が暴走族総長だったことがこんなに生きてくると思ってなかったので、びっくりしてます。
世間的には良くないことなんだろうけど、この業界では自分の人生でやってきたことが生かされたりする。そう思うと、やっぱり何でも全力でやることが大切なんだなと。
だからみなさんも、恋愛でも仕事でも、やりたいと思ったら本気で取り組んで、一日一日を大事に生きてほしいなと思います。
瀧川鯉斗さんのインタビューもついに最終回を迎えました。名残惜しいですが、これにておしまいです。
“鯉斗ロス”になりそうなあなたはぜひ、寄席や落語会に会いに行ってみて!
次回は、イケメン・インタビュー第2弾がスタート。女性ひとりでも楽しめるBAR「駒沢かふぇ」の人気者!元モデルでソムリエ資格も持つバーテンダーの坊野昴太郎さんが登場します。
【次回は3月15日公開】お楽しみに!
プロフィール
瀧川鯉斗
落語家。公益社団法人落語芸術協会所属。愛知県名古屋市出身。
高校時代からバイクに傾倒し、17歳で地元暴走族の総長となる。
2002年、役者になることを夢見て上京。新宿の飲食店でアルバイトをしているときに現在の師匠瀧川鯉昇の落語独演会を見て感銘を受け、その場で弟子入りを直訴する。
2005年に前座。2009年4月、二ツ目昇進。
テレビドラマ「タイガー&ドラゴン」の小虎、テレビアニメ「昭和元禄落語心中」の与太郎を地でいくような、注目の若手落語家である。
Twitter:@koito0125
Instagram:koitotakigawa
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