街中にイルミネーションスポットが増え、クリスマスムードの高まる12月。仕事やプライベートも慌ただしいこの時期は、バタバタしているうちに、気がついたら一人ぼっちで過ごすクリスマスなんてことも…。
キラキラのイルミネーションを横目に一人で過ごす“クリスマスぼっち”、略して“クリぼっち”。あなたはあり?それとも絶対に嫌?日本人の「寂しい」という感覚についてのマーケティングデータをご紹介します!
ピックアップしたのは、2015年7月に、全国の20~49歳の有職者の男女20,000人に実施したアンケート結果です。
年齢構成比は、以下の通りです。
【男性】
20代:2,786人/30代:3,450人/40代:3,915人
【女性】
20代:2,649人/30代:3,356人/40代:3,845人
回答は「(自分は)寂しがり屋である」、「(自分は)寂しがり屋ではない」の二択回答式から選んでもらいました。
さて、気になる結果はどうだったでしょうか!
これを見ると日本人の半数以上が「自分は寂しがり屋だと思う」と回答しているようです。
最近は「一人カラオケ」とか「一人焼肉」とかする人も多いですが、思っていた以上に、実はみんな「寂しい」と思っているんですね!
では、性別、年齢別で見てみた場合、そこにはなにか差はあるんでしょうか?
性別/年代別でみた、
「寂しがり屋である⇔寂しがり屋ではない」の割合
まずは、性別ですが、こちらは男性よりも女性のほうが「寂しがり屋」の割合が高いという結果に。確かに男性は一人飯や一人飲みも大丈夫ですが、女性はトイレにランチになにかと団体で連れ立って歩く印象が多いところ。それには、もしかすると、こういう背景があったのかもしれませんね。
また、興味深いのは、男性の場合、年代が上がっていくごとに「寂しがり屋」の人の割合が微妙に上がっていくのに対して、女性は、年代が上がるごとに「寂しがり屋」の度合いが下がっていくということ。特に、20代女性の「寂しがり屋」の割合が非常に高く、30代女性との差は10ポイント以上です!
芸能界でも、40代のイケメン俳優と20代女性が結婚する例が多いですが、これも、「寂しい」と感じるタイミングが合致しているからと考えると納得がいきませんか?
また、もう一つの注目ポイントは、どの年代も5割以上が「寂しがり屋」ということ。
人間は一人では生きていけない生き物。いくつになっても、いかに人生経験を積もうとも、最終的には「寂しい」という感情は消えないのかもしれません。
だから一人でも生きられる社会になっても、多くの人は結婚したい、パートナーが欲しいと思うんでしょうね。
ディグラム波形ランキング
そして最後は、ディグラム波形ランキングをご紹介します。今回のテーマは「寂しがり屋な人の波形」ランキングです。
もしも自分のパートナーや友人が「寂しがり屋」に該当する場合は、日ごろから「ちょっとやりすぎかな?」と感じるくらい、マメなケアが大事になってくるかもしれません。
ぜひ、チェックしてみてくださいね!
【「自分は寂しがり屋である」波形ランキング】
(※2017年12月06日 11:15 公開記事)
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オフィシャルサイトからあなたの波形もチェックできますよ↓
木原誠太郎
(ディグラム・ラボ所長)
■オフィシャルサイト
木原誠太郎のディグラム診断
「ディグラム・ラボ」代表。電通やミクシィでマーケティング部門を担当したのちに2013年に独立。心理学と統計学をもとにした性格診断ツール「ディグラム」は、1400万人のデータなどをもとに独自に開発されたプログラムで、これを用いたカウンセリングには、専門家からの評価も高い。最近では、テレビ出演や書籍の出版、企業とのコラボレーションなど幅広く活動を行っている。
■著書
・『1400万人の新ディグラム性格診断』(ポプラ社)
・『ディグラム性格診断〜本当の自分と相性をズバリ解明!』(ポプラ社)
・『焼き肉屋で最初にタンを注文する女は合コンでモテる!―ディグラム分析でわかる恋愛・結婚の法則』(朝日新聞出版)
■メディア出演
・『性格ミエル研究所』(フジテレビ系)
・『スッキリ!!』『有吉ゼミ』(日本テレビ系)
など
■新刊情報
『占いを科学する!!! 完全版 最強のエレメント占い』(主婦の友社刊)
『47都道府県格差』(幻冬舎新書)