元サヤを願うあなたが陥りやすいワナ…元彼という男 【王子様なんていないんだよ Vol.9】

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odamari08

「王子様」みたいな男性っていますよね。整った容姿、素敵に見えてしまう職業、パーフェクトな気がする経歴…思わず恋に落ちそう。でも、それって本当に王子様なんでしょうか?作詞家として華やかな世界もたっぷり見てきた緒田茉莉が、様々な男性を分析していきます。

元彼という男

元彼、読んで字のごとく元の彼氏。彼氏ってことはお互い好きになって期間は長短あれど付き合っていた男のことである。元ということは、今は付き合っていないわけで、何らかの理由で別れているということ。

一度は好きだった男のはずだが、思い出すときに浮かぶ感情はさまざま。
「もう二度と会いたくない」「私の歴史から抹消したい」といった黒歴史的な元彼。「思い出してもキュンと切なくなる」「今なら上手くやれそうな気がする」という思い出がシャイニングしてる元彼。いずれにしても元彼という男はかなり厄介な存在であるのだ。

気持ちが冷めれば他人…

恋とは不思議なもので、他人だった二人が親や兄弟にも見せたことない顔を見せ合い、自分でも知らなかった感情を知る。お互いの気持ちが通じ合ったなら手をつなぎ、唇を合わせ、身体を重ねることも自然だと思う。そして気持ちが冷めればまた他人のように振る舞う。それが恋。
そんな濃密な時間を過ごしたなら、恋のエンディングでは「もう誰も好きになれない」もしくは「もう誰も好きにならない」と思ったりするのも無理はない。

心配した友達は「時間が解決してくれる」と常套句で慰めようとするだろう。
ダメージを受けている当事者にしてみたら、これほど役立たずなフレーズはないと思うのだけど、言い続けられてきただけあるこの言葉は、振り返ってみると「解決はしてないけど、確かにね」と思うものだ。彼なしでは生きていられないと毎日泣き明かしても、眠くもなるし、お腹も空く。あんなヤツ最低だと文句を言いながら、朝が来れば学校や仕事に行く。変わらない日常は切なくもあるけれど、そんな日常を過ごすことで少しずつ気持ちは整理され、傷口は塞がり、いつしか彼のことを思い出す日も減っていく。

思い出補正される元彼

そうしてできあがった元彼という存在。
さらに時間が経つことで、ちょっとややこしいことになる。ありがたいことに人間は忘れゆく生き物だから、悲しい苦しい感情は、いつの間にかに薄れていく。そのまま綺麗さっぱり忘れてしまえれば良いのだけれど、思い出はいつの間にか自分に都合よく変化していくことがある。

それはそれでいいのよ、真実はどうであれ老後に「あぁ私の人生楽しかった」ってなるのはいいことだもの。でもそんな老後を迎えるまでに、いろんなことがあるじゃない?生きてりゃ思い通りにならないことの方が多いし、我慢だとか、理不尽だとかもいっぱいのエブリデイだよ。

そんな疲れたときや上手くいかないとき、ふと思い出しちゃうのが元彼。しかも楽しかったことばかり思い出し、なんだったらルックスまでイケメンに割り増しされたりしてる。

元サヤに戻るということは…

携帯電話に消せなかった元彼のデータなんかあったら、相当危険。電話する勇気はなくても、メールやLINEならハードルも下がるから、つい勢いで連絡しちゃったりするのだ。こんなとき、「今ならもしかして?」って思ったりするでしょ?これが本当に大間違いだからね。
確かに今のあなたはあの頃のあなたと違うでしょう?毎日頑張ってあなたは素敵な女に成長したんだからね。でもでもよく考えてみてよ。元彼だってあなたと同じ年月を過ごしてるんだから、あの頃のままのわけがないじゃない?そして一番大事なこと。

それはあなたと元彼は別れを決めた理由があるって点。あんなにツラい思いをしてまで離れなきゃならなかった二人なのだ。その理由は解消されたのだろうか?あなたが元彼に会いたいと思ったとき、元彼もあなたに会いたいと思い、お互いにフリーだったという奇跡の連続があって、もう一度二人が始まったとしよう。最初は再会の喜びから楽しい日々がまた始まるだろう。でも程なくして思うのは「そういえばこの人こんな人だった」、「あぁそうだ、こういうとこが嫌いだったんだ」という変わらない現実。

あれから流れた歳月がそんなことも簡単に乗り越えられるほど、あなたを変えていたなら元サヤって言葉もあるくらいだから、丸くおさまることもあるかもしれない。でもね、一度歩いた道を辿るような恋はよく言えば穏やかだけど、新鮮さに欠ける。そんな関係は縁側でお茶を飲むときにとっておいてもいいと思う。今は今しかできない恋があることをあなたには覚えておいてほしい。

元彼は一度捨てたガム?

ブルゾンちえみさんが、元彼を「味のしなくなったガム」と表現していたけれど、私は元彼って味がしなくなった上に、「一度出したガム」だと思う。一度出したガム、もう一度口に入れて食べられる?やめときなさいってそんなリサイクル。
もっともっと素敵な男に出会うため、そのガムは捨てたんだもの。だって男は35億と5000万人いるらしいじゃない?


ライタープロフィール

緒田茉莉
1997年 小室哲哉の計らいにより作詞家デビュー。華原朋美をはじめとする多くのアーティストに作品に参加する。活動は作詞提供のみにとどまらず、エッセイ執筆やスペシャリストのプロデュースなど多岐にわたる。

近年の参加作品:
チャン・グンソク「抱きしめたい/ボクノネガイゴト」(2016/12/14リリース) 
チャン・グンソク「Darling Darling/渇いたkiss」
KARA「Girl’s Story」
KARA「サマー☆ジック/Sunshine Miracle/SUNNY DAYS」 ほか
Twitter:@odamarinda
webサイト:アルデンテ・エンターテインメント


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