4月にひな祭り?旧暦に合わせてこそ意味がある行事の楽しみ方【恋占ニュース】

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暦文化研究家・景山えりかが、月の満ち欠けをもとにした「旧暦」の取り入れ方をご紹介します。あなたも月の満ち欠けとともに一緒に暦をたしなんでみませんか?

春の終わりは自分の乙女心を再確認するタイミング

お花見のピークが過ぎて、桜の花も散り始めました。自然界は少しずつ新緑のシーズンへ。4月19日(日)は旧暦3月1日にあたり、「弥生(やよい)」を迎えます。暦の上では春も末で「晩春」です。

旧暦3月の異称には、

・花見月(はなみづき)
・桜月(さくらづき)
・早花咲月(さはなさづき)
・夢見月(ゆめみづき)
・春惜しみ月(はるおしみづき)

などがあります。桜をはじめ、色とりどりの花が咲き乱れる春。その華やかさを楽しめるのは、一年のうちでほんのいっとき。そして、今年の春は一生に一度きり。幻想的な春の風景を、この目にしっかりと焼きつけておきたいですね。

さて、3月といえば「ひな祭り(桃の節句)」。ひな祭りは、ひな人形を飾って女の子の成長を願う行事です。しかし近年は、子どものためにではなく、大人になった自分のためにひな人形を買う女性が増えているのだとか。女性として生まれたからには、いくつになっても女の子ならではのかわいらしさや、乙女心を大切にしたいものなのかもしれませんね。

ひな祭りは人形だけでなく、ごちそうもつきものです。ここで、ひな祭りの代表的な行事食をご紹介しましょう。

・ひなあられ
蒸したもち米や豆を乾燥させて炒り、砂糖をからめたもの。昔は、炒るときに勢いよくはじけると吉、あまりはじけないと凶と占ったともいわれています。

・ひし餅
ひし形の餅を、下から緑・白・赤の順に重ねたもの。赤は疫病除け・魔除け、白は純潔や清浄、緑は邪気祓い、の意味が込められています。

・白酒
蒸したもち米に焼酎と麹を加えて醸造した、れっきとしたお酒です。だから子供は飲めません! 古くは白酒に桃の花びら浮かべた「桃花酒」が飲まれていました。

・草餅(よもぎ餅)
緑色の草餅は、邪気を祓うといわれています。古くはよもぎではなく、母子草(ごぎょう)が使われ、桃花酒と一緒に食しました。

・貝料理
ハマグリなどの二枚貝は、もとが同じ貝でないと貝殻がぴったりと合わないことから、貞操を意味します。ハマグリのお吸い物が一般的です。

新暦の3月3日はとっくに過ぎてしまいましたが、旧暦3月3日はこれから。今年は4月21日(火)です。ひな人形は飾らなくとも、せめて行事食のエッセンスを食生活に取り入れてみてはいかがでしょう。


3色使いと三日月のパワーで乙女心を呼び覚まして

食事にひな祭りのエッセンスを取り入れるポイントは、緑・白・赤の3色使い! 緑は葉野菜、白はお米や豆腐、乳製品、赤は肉や魚など、3色を意識すると栄養バランスも整って一石二鳥ですね。邪気を祓い、心の純潔を願う気持ちでいただくと◎。

3月3日のひな祭りをはじめ、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕などの行事や風習は、旧暦の時代に生まれました。現在でも行事の日付は受け継がれていますが、やはり旧暦で行うことで、本来の意味を持つように思います。

というのも、旧暦3月3日といえば、夕方の西の空に三日月が現れるから。細く光る三日月は、闇夜を経て新たに輝きを取り戻した月であり、目視できる新月です。旧暦3月3日(今年は4月21日)は、夕空に三日月を眺めながら、乙女心を呼び起こし、新たな月の光で自分を満たしてあげましょう。

景山えりか(かげやまえりか)
暦文化研究家、星のティーセラピー(R)レッスン倶楽部主宰
旧暦や月の文化に造詣が深く、星や月と親しむ生活を自ら実践。その経験から、自然のリズムに合わせてお茶を楽しむことで、養生やストレスマネジメントにつなげる「星のティーセラピー(R)」を考案。執筆活動やワークショップを通じて、星空とお茶を楽しむ暮らしを提案している。
著書:『自然とつながる暮らしかた 空の向こうは私のうちがわ』(講談社)。

ウェブサイト:http://www.cosmic-life.net
Facebook:自然とつながる暮らしかた

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