2014.12.24

今年もゴムが売り切れる!?Xmasと恋愛の切っても切れない関係【恋占ニュース】

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知ってる人は知ってる事実。
クリスマス・イブって、本来は家族と一緒に過ごす日なんですよね。
ですから、わざわざ恋人と予定を合わせる必要も、無理に彼氏を作る必要も、そして恋人がいないことを寂しく思う必要もないんです!

…というのは言い過ぎか。いや、そうでもないでしょう。

日本でイブは恋人と過ごす、という通念が広く広まったのは1980年代のバブル期。
きっかけは、89年から92年まで放映されていたJR東海の“クリスマスエクスプレス”のCM。山下達郎さんの名曲「クリスマス・イブ」をBGMに、冬の街で誰かを待つ若い女性の姿を描いた映像が話題になりました。
遠距離恋愛を思わせるこの小さなドラマに多くの人が心を打たれ、「クリスマスは恋人と!」と思うようになったようです。

また、当時一世を風靡した映画『私をスキーに連れてって』の主題歌が、松任谷由実さんの「恋人がサンタクロース」だったことも、少なからず影響を与えているんじゃないでしょうか?
ユーミンの歌のように、大好きな彼が素敵なプレゼントを持って来てくれたら…なんて、多くの女性が憧れたに違いありません。

夢のない話ですが、それもこれも何かと理由を付けて騒ぎたいお祭り大好きな日本人の心理をうまく突いた、大人たちの戦略なのでしょうね。
要するに、クリスマス消費のターゲットが、お菓子や玩具など単価の低い子ども(とその親)相手から、自由にお金を使える独身の男女にシフトしていったのです。

何しろ時代は狂乱のバブル期、空前の好景気でした。
テレビや雑誌ではJR東海のCMが多く取り上げられるとともに、お洒落なホテルやレストランの特集が組まれ、
「クリスマスは恋人とオシャレなホテルで過ごすのがトレンディー」
みたいな風潮が盛り上がっていきました。

当時は「女性にお金をかけるのがステイタス」という流れでしたから、クリスマス商戦に乗った男子諸君はここぞとばかり大盤振る舞いし、ジュエリーにブランド品、豪華ディナーから一流ホテル、はたまた海外旅行まで…大人たちの思惑通り、消費しまくったのです。

その頃、筆者はまだお子様でしたが、当時の過熱ぶりがテレビでよく報道されていたのは覚えています。
イブの一晩だけで何十万、いえそれ以上にお金を使った人、たくさんいたんじゃないでしょうか。
街はカップルだらけ、ホテルもレストランも満杯、ブランドショップに群がる若い男女…。とにかくすごい経済効果でした。

バブルが崩壊した今となっては、当時のような盛り上がりはないものの、「クリスマスは恋人と」という風潮とそれに乗っかったクリスマス商戦だけは、根強く残っているんですね。
クリスマス・イブはラブホがすぐに満杯になるので早い者勝ちって話は、バブルの頃から変わらず。
イブにはコンビニでコンドームが売り切れ、その1ヶ月後には妊娠検査薬が売り切れるとか、都市伝説みたいな話もありますから、実は避妊具こそ早めの準備が必要なのかも?

大人になると
「年末のクソ忙しい時期に、わざわざ恋人と過ごさなくても…」とか
「テレビのクリスマス特番って意外と面白いかも(笑)」
なんて考えたりもしますが。

でもまあ、経済効果のために、イヤ若い男女のためにはお互いの誕生日とバレンタイン&ホワイトデー、付き合った記念日以外にも『恋人の日』は必要なのかもしれません。
家族と過ごすのは、その後に控えている大晦日・お正月がありますしね…。

ですから、彼氏と楽しいクリスマスを過ごしたら、大晦日くらいは家族と紅白でも見ながら過ごして欲しいなぁ、と昭和生まれの筆者は思うのですが…これって、お母ちゃん的な発想かしら?

(文=石村佐和子)

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