いくつまで仕事する?【四十路の細道 第六回】

Loading

四十路の細道

コミックエッセイが人気のフカザワナオコが、アラフォーの日常や発見をおひとりさま視点で描きます。

いくつまで仕事する?【四十路の細道 第六回】

絵を描く仕事でなんとか女ひとり慎ましく生きてる私ですが、たまにふと目にとまった求人広告を見て、違う仕事に就く自分を想像することがあります。いや、想像っていうより妄想?
今の年齢やスキルで何か他の仕事をするとなったら私は一体何ができるのかなぁ、と。

私のスペックはというと、41歳(もうすぐ42歳!)で独身で資格は原付免許ぐらいで。
パソコンはウィンドウズまるで触れなくてエクセルもワードもなんのことかわからなくて、Mac使えるって言っても自分に必要な操作を知ってるだけで、一般的にMacで仕事に直結するデザインとかは、てんでできないっていう…。
うーん、なんとなく自覚はしてたけどつぶしがきかない道歩んできちゃったんだなぁ。

こないだ街で見かけたスナックの求人募集に自分を当てはめてみても、歌が苦手だからカラオケのたびに苦痛だろうし、お客さんを楽しませるトーク能力も乏しいだろうからきっとすぐクビになるに違いない。(いやいやその前に年齢で厳しいんですけどね…。)
だったらバイトの定番、コンビニ店員は?って思うも、今のコンビニってレジだけじゃなく、宅配便の扱いに商品発注にチケットの発券に、はたまたホットコーナーの揚げ物も作らなくちゃで、41歳の衰える一方の脳みそでは最新のレジ操作を覚えることすらもう怪しいという現実…。
たとえ「初心者大歓迎!」ってうたい文句のついた求人でも、それ相応な理解能力や順応力を要するってことで、もうそういうのまるっと受け入れるのが難しいとこに来てるんだなぁと、ただただ気が遠くなる。
で、自分のあまりのなんにもできなさ加減に「今やってるこのなんだかんだ描く仕事を頑張らねばなのだ!もう引き下がれないんだ、私の人生!」と気付かされるのです。

毎日仕事して生活して、ってのはどんな職業でもマンネリを感じることがあるし、いいときばかりでないから「パッとしないなー、自分!」って感情に陥ってしまう。
いくつまで仕事するのか、そもそも仕事はいつまであるのか。
そんなの誰にもわからないし考えてもしょうがないから、求人シミュレーションにあれやこれやと妄想めぐらして自分の可能性を知りたいのかも、うん。
なんてことを思いながら、今日も街に貼られてる求人募集につい目がいってしまうアラフォーフリーランスなのでした。

四十路の細道 目次ページへ >>

フカザワナオコ
フカザワナオコ
1973年生まれ、愛知県在住のイラストレーター&漫画家。独身、彼ナシ、金ナシの楽しくて切ない毎日をつづった「毎日がおひとりさま。」はシリーズ化され、台湾や中国でも翻訳されるほど人気のコミックエッセイ。その他著書には『おひとりさまのはじめて料理 おひとりさま10年め、でもお料理1年生』(角川書店)、最新刊は文庫版『毎日がおひとりさま。』(幻冬舍)、『おひとりさま女子のポチッとお取り寄せ(1)』(芳文社)
毎日更新される絵日記ブログ『ひとこま作者』も常にブログランキング上位。
Twitter: フカザワナオコ@fukazawanaoko


 【PR】 

この記事の関連キーワード

【PR】

今日の恋愛予報 12星座ランキング

ランキング

人気のキーワード

  • LINE@
  • 恋愛酒場“泣きっ面にヒロシ”
  • 石井ゆかり 2017年上半期の占い
  • 石井ゆかり 12星座別今週の占い
  • 誕生日占いパレット
  • 相性占い特集
  • タロット占い特集