どこまでOK!? スピ追求の道【女はみんな占いがお好き】第3回

Loading
【女はみんな占いがお好き】第3回「どこまでOK!? スピ追求の道」

恋愛、仕事、女としての自分をこじらせ、人生に行き詰まっては占いに駆け込む生活を続けてはや五年。自伝的エッセイ『女子をこじらせて』が話題の雨宮まみが、女子と占いの「ほど良い付き合い方」を考えます!

第3回「どこまでOK!? スピ追求の道」

一時期よりは少し落ち着いた感がありますが、「パワースポット巡り」は今でも行き詰まった女の駆け込み寺として、根強い人気を誇るツアーです。
 行ってるほうも最初はわりとライトな感覚で、巡礼というよりレジャーで「伊勢神宮行けば赤福食べられるし~。夏は赤福氷、冬は赤福ぜんざいがあるんだよね!」「楽しく旅行して、おいしいもの食べて、そのついでになんとな~く停滞してる今の感じがなくなって、恋愛運とかアガるといいな☆」ぐらいのちゃっかりした感じだったりするんですが、それがいつの間にか、かなりガチの「パワースポットの旅人」に進化する場合が多々あるのです。

旅行に行けばだいたい気分って変わるものです。それでスッキリしたら、また次に何かイヤ~なことが起こった場合に「もっと強力なパワースポットに行けば、スッキリするかも!」と、より強いものを求めるようになり、そして気がつけば「毎月13日にしか船で本宮に渡れない九頭竜神社に有給取って行ってきた」とか「屋久島登るわ」とか、どんどん難易度が高くなっていき、最終的には「夏休み、四国でお遍路さんやろうと思ってるんだけど」「富士山でご来光見るわ」と、いったいどこに向かっているの!? というところまで行き着いてしまったりするのです。

パワースポットと呼ばれる場所って、だいたい自然が豊かな場所なんですよね。だから行けば、信仰心があろうとなかろうと、確実に気持ちいいし面白いんです。行って悪いことはない! と断言できます。

ただ、本気でパワスポを極める気で「日本は私には狭すぎるわ……セドナ? とっくに行ったわよ」ぐらいの感じならもう我が道をガンガン行ったほうが絶対面白いと思うんですけど、「なんか最近パッとしないな~。そうだ、パワースポット行こう!」程度の感じで「なんとなーくパワースポットに逃げを打つ」ような感じだったら、ちょっと注意したほうがいいと思うんですよ。

特に「ハァ~彼氏できないかな~」「運気アゲたほうが良くない? みんなで行こうよ!」と彼氏のいない独身女四人とかでパワスポにゴーゴー! みたいなことになってしまったら、そんな集団、どんなにかわいいコや美人がいても、おいそれと声をかけることもできないと思うんです。

「冬休みってどうするの?」「あー○○子たちと四人で高千穂行くんだ~」「……夏休みもそのメンツでどっか行ってなかった?」「うん、出雲大社でしょ? なんか~かなり観光地化してるからパワー薄いんじゃないかと思って☆」みたいな会話を会社内でするようになったら、もうその四人には悪い意味で結界ばりの「近寄りがたい雰囲気」が立ちこめ始めること確実です。
ウソでもいいから「最近登山が好きになってきて~。たまに自然の中に行くと気持ちいいよ」と山ガールに擬態するなどのテクニックを駆使したほうが、まだ「ガチスピ女」と思われるよりは引かれないんじゃないでしょうか。

パワスポに行ってエエ感じの風情が出るのは、女二人までだと思います。ええ、行けば絶対楽しいんだから行くのは止めません。でも、ただでさえ女は集団になると恥を忘れる生き物なのです。
パワースポットで厄と一緒に女をかなぐり捨ててしまうと、パワーは得られても大事な何かを失うこともあるかもしれません。どこに行ってもマナーは忘れず、楽しいパワスポツアーをエンジョイしてください!

>>第2回「男がドン引く『パワーストーン』」はこちら

雨宮まみ
雨宮まみ(あまみやまみ)
ライター。アダルト雑誌の編集を経て、フリーライターに。エロ、AVなどのジャンルから、女子の自意識問題や生きづらさなどについて、幅広く執筆中。雑誌『POPEYE』『音楽と人』などでコラムを連載中。webでの連載は『AV監督への33の質問』『ずっと独身でいるつもり?』など。
著書に、2013年ユーキャン新語・流行語大賞候補語「こじらせ女子」の語源となる『女子をこじらせて』のほか、『だって女子だもん!!』(ともにポット出版)

 【PR】 

この記事の関連キーワード

【PR】

今日の恋愛予報 12星座ランキング

ランキング

人気のキーワード

  • cocolonitv
  • LINE@
  • 恋愛酒場“泣きっ面にヒロシ”
  • 石井ゆかり 2017年上半期の占い
  • 石井ゆかり 12星座別今週の占い
  • 誕生日占いパレット
  • 相性占い特集
  • タロット占い特集