9月23日は秋分の日!真西の夕陽に良縁を願って【恋する乙女の暦のたしなみ】第5回

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恋する乙女の暦のたしなみ

星とお茶のコンシェルジュ・景山えりかが、月の満ち欠けをもとにした「旧暦」の取り入れ方をご紹介します。あなたも月の満ち欠けとともに一緒に暦をたしなんでみませんか?

秋分の日、真西の夕陽に良縁を願って

夕日


9月23日(火)は、二十四節気の「秋分」です。春分と同じく、太陽は真東から昇って真西へ沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになります。また、この日を境にだんだんと夜の時間が長くなり、太陽の出番が減ってしまう分、いよいよ暑さがおとろえて、過ごしやすい気候がやってきます。毎年この時季になると、気象予報士やお天気キャスターが「暑さ寒さも彼岸まで」と、口にしているのを耳にしませんか?

「彼岸(ひがん)」とは、秋分の日を中日(ちゅうにち)にして、前後3日間を合わせた7日間のこと。仏教では、生死の海を渡って到達する悟りの世界、つまり亡くなった先祖がいるあの世のことを意味します。対して、私たちが住んでいる煩悩に満ちたこの世は、「此岸(しがん)」といいます。彼岸は西方に、此岸は東方にあるとされ、太陽が真東から昇って真西へ沈む秋分の日は、あの世とこの世がもっとも近づく日。そのため、お墓参りに行くのが習わしです。国民の祝日に関する法律では、秋分の日を「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」と定めています。

とはいえ、仕事で忙しかったり、実家が遠方だったりして、お墓参りに行かれないこともありますよね。その場合は、真西に沈む太陽を眺めましょう。できれば両手を合わせて。そうやって夕陽を拝むことは、西にある彼岸(極楽浄土)に向かって拝むことになるからです。良縁に恵まれるようにと祈れば、子孫の繁栄や幸せを願うご先祖様が、その思いを聞き届けてくれるでしょう。


恋の女神がほほえむかも?! 縁起の良い秋の虫とは

ご縁といえば、この時季ならではの「縁起の良い虫」がいます。お墓参りに行ったお寺の庭先や、池などの水辺で見かける虫――それはトンボです。5世紀後半に在位した雄略天皇が吉野へ狩りに出かけたとき、腕を刺したアブをトンボがくわえて飛び去ったという故事から、トンボのことを勝虫と呼び、縁起の良い虫とされて武具などに飾りがあしらわれたのだとか。また、前へ前へと飛び、決して後ろに下がらない様子から、勇猛果敢で勝負強い虫ともいわれています。手ぬぐいや浴衣の柄として良く見かけるのは、トンボが昔から縁起の良い虫だからなんですね。

ショッピングのときに意識してみると、ハンカチやステーショナリー、食器類、ジュエリーなど、いろいろなトンボのアイテムが見つかります。この秋、恋に決着をつけたい人は、トンボのアイテムを取り入れてみては? トンボは、勝ちを引き寄せるラッキーモチーフ! もしかしたら、恋の女神がほほえんで、大勝利をおさめられるかもしれません。

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景山えりか
景山えりか(かげやまえりか)
暦文化研究家、星のティーセラピー(R)レッスン倶楽部主宰
旧暦や月の文化に造詣が深く、星や月と親しむ生活を自ら実践。その経験から、自然のリズムに合わせてお茶を楽しむことで、養生やストレスマネジメントにつなげる「星のティーセラピー(R)」を考案。執筆活動やワークショップを通じて、星空とお茶を楽しむ暮らしを提案している。
著書:『自然とつながる暮らしかた 空の向こうは私のうちがわ』(講談社)。

ウェブサイト:http://www.cosmic-life.net
Facebook:自然とつながる暮らしかた


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