2014.02.06

「自分の殻に閉じこもりたい衝動」【石井ゆかりの星の相談室】vol.18

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石井ゆかり 星の相談室

大人気ライター・石井ゆかりさんによる、女性の心に寄り添う個人占い。恋愛や人生の悩みにお答えします。


vol.18 「自分の殻に閉じこもりたい衝動」

幸枝さん(41歳女性)

もともと社交的なタイプではなく一人で黙々と働くのが好きなのですが、5年ほど前に様々な壁にぶつかり、思い切って研究職から人を相手にする仕事に社内転職しました。それ自体後悔はしていないのですが、このところ内にこもりたい欲求が募って困っています。自ら発信せずとも人の役に立つ(仕事になる)生き方はないものかと希求しながら、でも社会で生きていくには人と繋がらなければならないのかもと思案したり。進んでいくための助言がもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。

幸枝さんへ

幸枝さんのホロスコープを見ると、
非常に優秀な人である事が伺えます。
責任感が強く、視野が広く、思いやりが深く、
志が高く、ねばりづよく、誇り高い方でいらっしゃるでしょう。
一方、完璧主義的なところもあり、さらに、
「自分を守ろう」という意識が強い傾向もあるかもしれない、と思いました。

太陽を蠍座に持っていらして、
「高度な学問、専門性、研究」などを象徴する場所に位置しています。
何か専門分野を持ち、それを掘り下げて行くことは
幸枝さんにとても合った生き方だと思います。
一方、知的活動を象徴する水星は天頂にあり、射手座に位置しています。
これは、幸枝さんの「社会的な活動」が、
非常に知的なものであり、かつ、
いくつかの要素を組み合わせてできていることを示しています。
つまり、今まで研究職にいらして、その後、他者と交わるポジションに異動された
ということは、この形に良く当てはまっていると思います。
蠍座の星は「一人の時間・追求する世界」を示しますが、
現実的キャリアを示す射手座の星はむしろ
外の世界に大きく開かれていて、未知の世界への冒険を楽しもうとするからです。
この「どちらか」を選ぶのではなく、
両方の世界を行ったり来たりするとか、
あるいは、両方のうごきを組み合わせて一つの動きをつくる
といったような生き方が合っているのではないかと思います。

「このところ内にこもりたい欲求が募って困っています。
自ら発信せずとも人の役に立つ(仕事になる)
生き方はないものかと希求しながら、
でも社会で生きていくには人と繋がらなければならないのかもと思案したり。」
と書いていらっしゃいます。

この「内にこもりたい欲求」というのが純粋な欲求なのか
それとも、
自分のコミュニケーションについて「これでは不完全だ」という
否定的な自己評価が高まっているのか、
そこが、一つのポイントとなっていると思います。
天秤座に4星、双子座に1星をもち、
さらに、アセンダントというホロスコープの基準点を水瓶座に持っている幸枝さんは、
基本的には「コミュニケーション欲求」の大変強い方です。
ですが、同時に、
天秤座は「完全に調和的な社交性」を目指し、
双子座の土星は、コミュニケーションへの責任感の強さや
理想が高いがゆえの自己評価の低さに繋がっていきます。
「関心が強いがゆえに、頑張りすぎてしまい、疲労や自信のなさを感じることになる」
というループができあがっているならば、
一度「休憩」をいれることもいいことかもしれません。

幸枝さんの中には、蠍座-山羊座ラインの
「確かなものに守られていたい、
力による安全をしっかり構築したい」という欲求と、
風の星座に大きく広がった
「人々と交流したい、未知の世界に触れたい」
という欲求とが、2つながら同じくらい強く存在するように見えます。
もし、ここで
「人と交流しないスタイルの働き方」を見つけたとしても
数年したらまた「人と交流したい」という思いが
強まってくるだろうと思います。
これを「かわりばんこにやる」のか、
両者がバランス良く組み合わされたポジションを探すのかは、
それぞれ、考え方だと思いますが、
いずれにせよ「どちらか『だけ』にしてしまう」というのは
幸枝さんの内なる欲求を満たさないだろうなと思います。

幸枝さんのホロスコープにある山羊座の月は
「…でなければならない」
という考えにかたむきがちです。
「こうせざるをえない」「こうする義務がある」
などの理由があれば、安心できるのですが
単純に
「今はこんな気分」「こういうのが好き」
という理由では、
「ワガママだと攻撃されるのではないか?」
という疑いを抱いてしまい、安心できないのではないかと思います。
いわば、消去法のような、自分の望みとは無関係に自分の道が決まるような
そんな状況をひそかに「理想的」と感じているところがあるのではないでしょうか。
これは、社会的な様々な「力」への怖れ、
攻撃から自分を守ろうとする意志のようなものと結びついています。
この感情が幼い状態に置かれると、
物事をネガティブに捉え、自分を観念で追い詰めて、
「こうするしかないからこうする」というふうな選択肢しか
思い浮かばないことにもなりがちです。
一方、経験を積み重ね、人の弱さや脆さ、ネガティブな部分を
受け入れ、許し、傷つきやすい心の守り方を柔軟に鍛えていくとき、
本来の自由な生き方を「解放」することもできるのではないかと思います。

また、幸枝さんのホロスコープでは
人生の中でセルフイメージがおおきく変わるかもしれない
ということが示されています。
知的で、個人主義的で、クールで、合理的なイメージが、
徐々に、
精神的な自由と境界線を越える心の柔らかさを持った、
人の「矛盾」の意味を肯定する人、というふうに
変化を遂げていくのです。
もしかすると今、ちょうど
そうした節目にさしかかっていらっしゃるのかもしれません。

2014年の後半から2年半ほどをかけて、
幸枝さんの「キャリア」は大きくどっしりとしたものへと
変貌を遂げることになると思います。
昇進や配置換え、独立なども視野に入るでしょう。
どんな形になるかは解りませんが、
おそらく、何かをそぎ落として一本化するような形ではなく
もっと柔軟で、幸枝さんが本来持っている多面性にフィットするような形で
キャリアと生活を調整していけるだろうと思います。

以上、ご参考になれば幸いです!

石井ゆかり



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石井ゆかり(いしいゆかり)
独学で星占いを習得し、2000年よりWEBサイト「筋トレ」を主宰。年間・週間の12星座占いを情緒ある文体で掲載し、のべ5000万アクセス(2013年現在)という異例のヒットを記録。雑誌や携帯コンテンツなどで占いを執筆するほか、星占い以外の分野でも著作を発表している。第7回Webクリエーション・アウォードにて「Web人賞」受賞。『12星座』(WAVE出版)、『星読み ホロスコープなしでわかるあなたの運勢』『愛する人に。』(幻冬舎コミックス)、『星占いのしくみ』(共著・平凡社新書)、『禅語』『いつか、晴れる日』(共著・ピエブックス)、など著書多数。
同サイトにて「石井ゆかりの週報」を展開中。
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