2013.11.19

「お金と結婚」第1回【小池龍之介の恋愛成就寺】お悩み22

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小池龍之介の恋愛成就寺

気鋭の僧侶でありベストセラー作家でもある小池龍之介さんが、悩める女性の悩みにお答えするコーナー「恋愛成就寺」。恋に振り回される女心を諭す的確すぎる回答は、腹落ち感をもたらした後、ボディブローのようにじわじわ効いてきます。

今回のお悩み「お金と結婚」

(R・E 埼玉県・25才・会社員)

彼は貯金もなく、お金があればすぐ使ってしまいます。近々結婚できればと考えていますが、親には結婚を反対されています。理由は、彼に経済力がないから。

私は、経済力よりも気持ちが一番大切だと思っています。

親には「経済力もなく、愛想も悪くて頼りない男のどこがいいんだ。」と言われます。

お金のことは親の言うとおりだと思いますが、二人で働けば生活していけるはずだと思っています。お互いに経済力がなければ、結婚はしないほうがいいのでしょうか?

第1回 第2回 第3回

小池住職からのお返事

愛想が悪いっていうのは親の判断ですから、よくわからないですけれども。
お金をすぐ使っちゃうっていうのは、自己制御力が無いってことですね。

金銭感覚だと、気になりますね。

ええ。すぐ使ってしまうだけで、借金とかしないのなら、まあいいんですけれど。すぐ使ってしまうということは、欲しいものがたくさんあるということですよね?

ええ。だから、後先考えずに使ってしまうんですよね

短絡的に目先の快感を追い求める考え方が、お金の使い方に反映してしまうわけですね。

目先のことだけにとらわれない

左側からの小池龍之介お金の使い方がそうであれば、人生全般、その場が楽しければいいとか、とりあえず今が楽しければ後はどうなっても構わないみたいな感じで、生きてしまう可能性が高いですね。

なるほど。

結婚っていうのは、金銭的には安定していたほうがいいですし。 生活にしても、常に目先のことだけでドタバタして落ち着けずにいたら、安心して長い人生を歩んでいくっていうのは、難しいかもしれないということは考えておいたほうがよさそうですね。

この方は「お金よりも気持ちが大事」と言っていて、それは正論なんですけれど。

お金は心が使うもの

右側からの小池龍之介
ただ、お金の使い方っていうのも気持ちの一部ですよね。気持ちと全く関係なく、体だけでお金を使うなんていうことはできないですから。

お金は心が使うものだということを留意したほうがいい気がしますね。

お金を使う時の癖から心を推測するということですよね?

それが大事なことです。
月収が10万円であれば、その10万円をきちっと自分の身の丈に合った形で使って、身の丈に合った家に住んで、無駄遣いをしない生活をしている人だったら、貧しかったとしても心豊かに幸せに、一緒に過ごしていけると思うんですけれど。


正座する小池龍之介

小池龍之介(こいけりゅうのすけ)
1978年生まれ、山口県出身。正現寺住職、月読寺住職。東京大学教養学部卒。
2003年、ウェブサイト家出空間 [iede cucan]を立ち上げる。
2003年から2007年まで、お寺とカフェの機能を兼ね備えた「iede cafe」を展開。
それ以後、修行を続けながら月読寺や新宿朝日カルチャーセンターなどで一般向けに坐禅指導をすることに専念。
著書に『考えない練習』(小学館)、『自分から自由になる沈黙入門』『もう、怒らない』(ともに幻冬舎)、
『超訳ブッダの言葉』『煩悩リセット稽古帖』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)など。
[書籍のご紹介]

恋愛成就寺



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