2013.07.30

「バツイチの彼との結婚」第1回【小池龍之介の恋愛成就寺】お悩み16

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小池龍之介の恋愛成就寺

気鋭の僧侶でありベストセラー作家でもある小池龍之介さんが、悩める女性の悩みにお答えするコーナー「恋愛成就寺」。恋に振り回される女心を諭す的確すぎる回答は、腹落ち感をもたらした後、ボディブローのようにじわじわ効いてきます。

今回のお悩み「バツイチの彼との結婚」

(A・T 33歳 千葉県 会社員)

バツイチの彼と一年半付き合っており、結婚の話もそろそろ出ています。
彼のことは大好きで、バツイチでなければ絶対結婚しているくらいの、いい人です。
ただ、自分自身は結局彼のバツイチのことを気にしているばかりで、相手を傷つけてしまっています。
この先も世間体を気にする気持ちはなくならないと思っています。ほんとに好きなら、世間体なんて関係ないのだと思いますが。彼には子どももいないですし、奥さんとももめて別れたわけではないので、特に問題はありません。ただ自分自身がこんな状態ですので、彼との結婚を迷ってしまっています。
別れるべきでしょうか?

第1回 第2回 第3回

小池住職からのお返事

バツイチの評価

世間体を気にしているっておっしゃっていますが、具体的に「何を」気にしているかを考えてみるといいと思うんですけどね。「彼がバツイチだとなぜ嫌なのか?」っていう、小論文が書けるくらいまで。

「どうして世間体を気にするか」ということですか?

そうです。どういうふうに世間体が気になるのか。本人の意識の問題です。「奥さんともめて別れたわけではないし、子どももいない」と書いていますね。ここにちょっとヒントがあります。

っていうのは、言い換えれば、子どもがいたり、奥さんともめて別れたりしていたら、世間体がもっと悪い。今でも悪いけれど、こういうのがあったらもっと悪いっていうことですよね。

「バツイチ」自体をとても悪いものと思い込んでいる

左側からの小池龍之介

子供がいるとバツイチと結婚したことを隠せないので嫌なんだろうな、というのはわかるのですが、奥さんともめて別れたというのは?

ええ、この方は「バツイチ」自体をとても悪いものと思い込んでいるため、隠せないのはかなりマイナスになるのでしょうね。

もめて別れたということは、性格が悪いということの証になりかねませんよね。
結婚相手は性格の悪い人だと周りから思われるのは、「そういう性格の悪い人としか結婚できないような人間だ」と自分が思われるというふうに思っていらっしゃるかもしれません。自分のランクが下がるような感じです。

「本当は新車が欲しかったのに、お金が無くて中古車しか買えなかったんだ」みたいに思われるのが嫌?

そうですね。そういう風に思われるのが嫌だって感じがあるんだと思います。もめて別れたなら、その人が明らかに劣悪な何かを持っている人だというふうに周りから思われてしまう。

そういう人としか付き合えないと思われるのは嫌だっていうのはわかりますが、もめて別れたからと言って、本人に欠陥があるかというとそうとは言い切れない。

欠陥があるわけでもないと。ただ中古だと?

中古っていう観点から言うと、結婚して離婚しているのであれ、童貞や処女じゃない限り、まあ中古なんですけどね。

彼が失敗をしたってことが嫌なんですかね?失敗をするということは、劣っている人間であると。劣っている人間と私が釣り合ってしまったっていうのが嫌なんですかね?

彼のことを劣っていると認識している

左側からの小池龍之介

そうですね。それが一番の核心だと思います。でも、彼女はそういうふうには書いてないんですね。そういうふうに認識してみた時に、自分の心の中にどういう気分が生じるかを感じてみるといいと思いますね。「あっ、私は彼のことを劣っていると認識している」って。

そして「その劣っている存在と私は似合わない。私はもっと優れた人間であって、こういう欠陥品と似合うような存在ではなくて、本当はもっと立派なもの、欠陥のないものと似合うはずであって、そういう欠陥のあるものとしか自分は付き合えないなんていうふうに見られたら、とても恥ずかしい。世間からそのように見られるのは嫌だ」・・・て、そんな醜いことを考えているんだなあ、自分は、と認識してみるといい。

正座する小池龍之介

小池龍之介(こいけりゅうのすけ)
1978年生まれ、山口県出身。正現寺住職、月読寺住職。東京大学教養学部卒。
2003年、ウェブサイト家出空間 [iede cucan]を立ち上げる。
2003年から2007年まで、お寺とカフェの機能を兼ね備えた「iede cafe」を展開。
それ以後、修行を続けながら月読寺や新宿朝日カルチャーセンターなどで一般向けに坐禅指導をすることに専念。
著書に『考えない練習』(小学館)、『自分から自由になる沈黙入門』『もう、怒らない』(ともに幻冬舎)、
『超訳ブッダの言葉』『煩悩リセット稽古帖』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)など。
[書籍のご紹介]

恋愛成就寺



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