2013.05.07

「プロポーズしてほしい」第3回【小池龍之介の恋愛成就寺】お悩み12

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小池龍之介の恋愛成就寺

気鋭の僧侶でありベストセラー作家でもある小池龍之介さんが、悩める女性の悩みにお答えするコーナー「恋愛成就寺」。恋に振り回される女心を諭す的確すぎる回答は、腹落ち感をもたらした後、ボディブローのようにじわじわ効いてきます。

今回のお悩み「プロポーズしてほしい」

(M・M 29歳 東京都 会社)

付き合って8ヶ月の彼氏がいます。平日はほとんどメールだけですが、週末は彼が忙しくない限り、うちに来ます。付き合いはじめはデートとかもしたのですが、最近ではもっぱら家でまったりしている感じで、会話とかもあまりなく、良くいうと落ち着いた感じ、悪く言うと倦怠期?みたいな感じです。

私はあと2ヶ月で30歳になるので結婚したいのですが、プロポーズしてくれそうな雰囲気はありません。

うちでごはんを食べているときに「なんか夫婦みたいだね」と言ってみたら、「そう?」とはぐらかされてしまいました。彼は結婚する気がないかもと思うと不安です。どうすれば彼にプロポーズしてもらえるでしょうか?

第1回 第2回 第3回

小池住職からのお返事

男性と女性の結婚観って違うじゃないですか。女性からするとブランド品を持つのと同じで「みんなしてるから、私も」だったり。ゴール感が強いというか。結婚式が人生最大のイベントだったり。

そうですね。この女性は「30歳まで」とか明らかに見栄に関わっていて、彼を見栄を張るための一つの道具にしようっていう感じで必死になっているんですけど、男性の場合は結婚にまつわる見栄があんまり無い分、わりと素直な気持ちに基づいて決めることかもしれないですよね。

ある意味、男性のほうがピュア?

かもしれませんね。だからこそ、「あなたじゃないとだめなの」っていうアピールができるかどうかチェックしてみて、できそうだったらそれを本気で伝えて「結婚してほしいの。あなたしかいないの」と言えばいいんじゃないかな。

もしくは、それがどうしてもいやだったら「これこれこういう要素で、結婚したいんだけれど、でもこういうのは男の人から言ってもらわないと不安だから、あなたからプロポーズしてほしいな」というふうにかわいらしく頼む、とかね。

本心は30歳までに結婚したいだけだとしても?

本気で思ってないことだったら、相手が説得されないというか、嘘っぽい感じに聞こえたら、だめだと思いますけどね。

相手の都合を考える

口先だけではなく、彼の「一生一緒にいたい部分」を本気で見つけなければいけないわけですよね。そして、彼の都合も考えなければいけない。

彼は仕事でいつも忙しいかもしれない。もしくは、仕事がどっちに転ぶかまだわからないみたいな段階で、いま一生懸命積み上げていて、駆け上がっている真っ最中みたいな状況だったら、いきなり家庭とか、子どもができてとか考えると、いや、それはちょっと今は無理だ!みたいな感じになりますよね。そういう状況なら、少し待ってあげるくらいの余裕はあったほうがいいかもしれないですよね。

仕事や生活が安定したり、先行きが見えてから、ちゃんと結婚のことを考えたいっていう誠実な男性かもしれない。

もしかするとそうかもしれませんね。これだけの情報じゃわかりませんけど。 情報が少ないのは、単に書いてないのではなくて、実際知らない可能性がありますよね。

コミュニケーション不足なのが最大の問題

右側からの小池龍之介

彼がどれくらい忙しいとか、どういう気持ちで、今のところは結婚について言及しないかとか。

そういうのをちゃんと話題に上せてみればいいんじゃないですかね。マンネリの上に安住していて、コミュニケーション不足なのが最大の問題かもしれません。

会話とかもあんまりなく、って書いてますね。

ああそうか(笑)

まずは会話から?

そうですね。自分は彼と結婚したいと思っている、でも、彼がいま結婚に向かない状況にあるんだったら、ゆっくり待ちたいと思う、とか。

もしそういう状態にあるんだったら、どういうふうに向かない状態にあるのか知りたい、とか、いろいろ聞かせてもらったほうがいいんじゃないかな。

そのプロセスで、相手も「じゃあ落ち着いたら、この子と結婚しようかな」っていう気持ちになるかもしれないですよね。

逆に生憎結婚する気がないってことが判明してしまったら、その場合、結婚したいっていうのを優先しているんだったら、それはそれでもうしょうがないので別れて、結婚してくれそうな人を、また早く探したほうがいいかもしれないですね。

核心だからこそ触れられないのでは?

たしかに、この人は不安になるだけで、そういうことをはっきり話題にしたくないっていうのが強くうかがえます。それはプライドがすごく高いから。

プライドが邪魔するから、自分からちゃんと明言するんじゃなくて、カマをかけるみたいなことしかできないんですよね。「夫婦みたいだね」とか。

安っぽいプライドを捨ててあげれば幸せになれます

左側からの小池龍之介

相手から言わせたいんですよね。そうじゃなきゃプライドが許せないみたいのがあって。プライドが許さないかもしれないですけど、そうやって手をこまねいているよりは、自分からなるべく率直に聞いてみて、相手の気持ちも聞き出してみるのがいいんじゃないかな。

「あー、プライドを守ってるだけなんだな、自分は」と気付いてあげて、その安っぽいプライドを捨ててあげれば幸せになれます。

そこから一生ふたりで歩んでいく道が開けそうですね。

このまま、コミュニケーション不足でお互いの気持ちがわかり合えないまま夫婦になったら、お互いの気持ちが全然合わなくて、それこそ「相手の気持ちがわからない」まま、ある時破局する・・・ということになってしまうかもしれませんからね。

合掌
正座する小池龍之介

小池龍之介(こいけりゅうのすけ)
1978年生まれ、山口県出身。正現寺住職、月読寺住職。東京大学教養学部卒。
2003年、ウェブサイト家出空間 [iede cucan]を立ち上げる。
2003年から2007年まで、お寺とカフェの機能を兼ね備えた「iede cafe」を展開。
それ以後、修行を続けながら月読寺や新宿朝日カルチャーセンターなどで一般向けに坐禅指導をすることに専念。
著書に『考えない練習』(小学館)、『自分から自由になる沈黙入門』『もう、怒らない』(ともに幻冬舎)、
『超訳ブッダの言葉』『煩悩リセット稽古帖』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)など。
[書籍のご紹介]

恋愛成就寺



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